わからぬ将来のことを・・・

投稿日:2020年12月06日(日)

戦闘力




【 自己分析のための過去回帰。「進むべく未来」の先にある「約束の地」へ・・・ 】

 

「わからぬ将来のことを心配しているより、まず目前のことをする。」

日本の武将 伊達政宗公の格言です。

 

「来年の今頃は、多分・・・」

先のことをイメージしながら、何となく日々を過ごしていたような気がしております。

将来のことを考えると、楽しい気持ちになったりもします。

ただ、そんな気持ちは、刹那的なものでしかないのではと思ったりもします。

 

無意味な「妄想」のために、無駄な時間を費やしてきたという反省があります。

結局、「妄想」が具現化することはありませんでした。

 

「どうしてだろう?」

と、悩んだりしたこともありますが、その時間もまた、無駄そのものであったと反省しております。

色々な「無駄」を通して得た結論は、「無駄」は、必ずしも「無駄」ではなかったということなのかもしれませんが。。。




何かを始めるとき、理想とする姿をイメージする。

その理想とするイメージを求めて、始めたことを続けようとする。

 

多分、しばらくは、続くのかもしれない。

が、途中で諦めてしまう確率は、低くはないように思う。

 

途中で諦めるとき、理想とするイメージに辿り着けないと考えているのではないだろうか。

「わからぬ将来」とわかってはいても、「理想のイメージに辿り着ける将来」だけは、わかりたいと思ってしまう。

 

が、そんな将来もわかり得ない。

それでも・・・

 

余計な心配だけが、頭の中を満たしていく。

途中で諦める理由のほとんどが、このような気持ちに導かれてのものではないだろうか。

 

ときに、理想とするイメージは、夢、目標などの単語で置き換えられる。

夢に向かって、目標に向かって、何かを始め、何かを続ける。

が、その夢、目標も具現化が難しいと感じ始めると・・・

 

何かを諦めるとき、もっともらしい言い訳を考え始める。

「夢は夢。実現できないから夢なんだ!!」

そんなことを言われたら、納得せざるを得ない。

 

結局、余計なことを考え過ぎて、考える必要のない心配に悩まされて。

当初描いていた理想のイメージは、いつの間にか何処かへ。

 

「まず目前のことをする。」

それだけでも、余計なことを考える余地がなくすことが可能になる。

「目前のことをした」後、「目前のことをする」。

「目前のことをする」という連続により、「わからぬ将来のことを心配する必要がなくなる。」のではないだろうか。

気付いたら、心配していたはずの「わからぬ将来」は、理想のイメージに近づいているような気がする。

 

逆に、将来は、わからないままの方が良いのかもしれない。

「わからぬ将来」に向かって、「目前のこと」をし続けていれば良いのではないだろうか。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • この著書を拝読して以来、メモを取ることを意識し始めました。
    何気なく書いたメモが、後になって何かのヒントになったりするものです。

    手書きのメモは、これからも継続して行きます。



  • 交渉で大切なスタンスのようなものを学べました。
    交渉に臨む前の「準備」の大切さを痛感し、最終的には、こちらの望む方向へ導けるかどうか。

    参考にすべく要素を沢山得ることができました。



  • 様々な著名人へのインタビューから、参考にすべくことが沢山ありました。
    気にしなくても良いことを気にしまっている自分を認識することができました。

    結局、皆同じことをお話されているようにも感じました。



  • 最近、仕事をしていて感じることが多々あります。
    その疑問のような感覚を解決してくれる書籍でした。

    余計なことを考える必要はないことを教わった気がしております。



  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

    「こんな喫茶店が実際にあればなぁ。。。」と思ったりもしました。
最近の投稿記事