逆張り

投稿日:2020年01月06日(月)

冒険力




幼少期から、誰が決めたかわからないことを「常識」と教えられ、そう思いながら生きてきました。

よくわからない「常識」を何ら疑問に思うことなく、本来疑問を持たなければいけないことに疑問を抱くこともなく。。。

常識とは何か。哲学的な話になるのかもしれませんが。。。

 

「常識で考えることがいかに不合理かを肝に銘じよう。常識とは多数派の理論にすぎない。」

「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。」

異口同音。偉人の方々は、同じことを仰ってます。

結局、僕自身、多数派の理論という偏見を「常識」として捉え、それらを正しいことと信じて18歳まで収集してきたことに気付くことができました。(あくまでも僕自身の話で、一般的なことは別の話としてご理解いただければ幸いです。)

 

そう考えると、「逆張り」という単語も、多数派の理論から派生したものであるので、「偏見」と考えるべきなのかもしれません。

 

さて、スタートアップなど、新たなサービス・製品を生み出し、ビジネスにするため、沢山の起業家が寝食を忘れてチャレンジし続けています。

 

「ゼロイチ」を生み出すため、起業家たちは、「スタートアップ」として企業を立ち上げ、サービス・製品を開発し、ユーザ、顧客を増やすためにイベント開催などの営業戦略を立て、資金調達のために上場を想定し、キャピタルゲインで得た利益を基に別のビジネスを立ち上げ。。。

 

起業を考える場合に、誰もがイメージする流れではないでしょうか。。。

考えなければいけないのは、このイメージの「逆張り」なのではないか。。。ふと思ったことですが、僕の中では、腑に落ちています。

 

「誰もが考えそうな環境の下で、誰も考えないようなことは何かを考えること」が、正しいアプローチなのか?を考えております。

誰も考えないようなことは何かを考えるためには、まず、誰も考えないような環境下に自分の身を置くことから始まると確信しており、「これが本当の逆張りでは?」と思っております。

藤田田氏が、マクドナルド1号店を銀座三越に出店した理由を考えると、明白な気がしております。

 

年末年始、色々なことを思い出しながら、色々なことを想定しながら、色々なことを具体的にまとめる時間がありました。

 

「愛、自由、希望、夢、足元をごらんよ きっと転がってるさ」

 

名のあるミュージシャンの名もなき詩です。

 

「脚下照顧」よろしく、足元を見てみました。何となくですが、転がっているような感じがしました。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 中小企業が、どのように隆盛を極めるべきか。
    メンタルブロックを外す上で、絶対に理解していなければならない内容です。

    「行動」を促してくれる書籍です。



  • 気持ちに波を感じる際、この本に目を通すことにしております。
    気休めだとしても、気持ちを穏かにすることができます。

    有り難く感じることが、沢山書かれている書籍です。



  • この著書を拝読して以来、メモを取ることを意識し始めました。
    何気なく書いたメモが、後になって何かのヒントになったりするものです。

    手書きのメモは、これからも継続して行きます。



  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。



  • 「知る人ぞ知る」という存在に憧れてしまいます。

    メディアに露出している人ばかりに注目してしまいがちですが、実はそんなことはないように思わされる書籍でした。
最近の投稿記事
  • 成功があがりでもなければ・・・

    投稿日:2020年11月28日(土)

    「成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。肝心なのは、続ける勇気である。」 イギリスの政治家 チャーチルの格言です。   「成功」、「失敗」をどのように定義しているのか次第なのかもしれません。 「成功し […]


    本文を読む

  • 謹賀新年

    投稿日:2021年01月01日(金)

    新しい年が始まりました。 気持ちを新たに、新しい年を迎えました。 昨年のうちに整理しようと思っていたことは、ほぼ整理することができ、スッキリした気持ちで新年を迎えることができました。   年末、少し滞っていたブ […]


    本文を読む

  • 英国紳士 – 論理的思考

    投稿日:2020年03月09日(月)

    大学卒業後、「学者」として仕事をしていた「父親」の影響が強いと考えております。 「門前の小僧習わぬ経を読む」 父親の「論理的な思考方法」は、僕にとって、「習わぬ経」だったとの確信があります。   父は、北海道の […]


    本文を読む