試練に直面する中小企業

投稿日:2020年01月07日(火)

分解力




変革の時代を迎え、我々は、「VUCA(ブーカ)」の世界にいます。

「釈迦に説法」で恐縮ですが、「VUCA」とは、「Volatility(変動性)」、「Uncertainty(不確実性)」、「Complexity(複雑性)」、「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字をとった言葉です。

「そんな時代だから・・・」ではないと思いますが、営業活動を継続できない企業が増えていきます。

 

中小企業庁によると、企業が倒産する理由は、5つ。

 

1.販売不振

全体の三分の二以上が、「販売不振」を理由に倒産しています。

市場の変化や技術革新などに対応出来ていない為の不振も考えられます。

 

2.既往のしわよせ

徐々に業績が悪化し、それが積み重なって倒産しています。

厳しい状況のときに、何らかの対策を講じるタイミングがあったかと思いますが、現状を打開すべくアクションを起こせなかったのかもしれません。

 

3.連鎖倒産

得意先の倒産により、その影響を受けての倒産です。

リスクヘッジとして、特定の取引先に依存せずに、常に新規顧客や仕入先の確保が必須となります。

 

4.過小資本

資本が欠乏した状態による倒産です。

財務状態を強固にするために、予算を組む段階で、ある程度の想定が必要になります。

 

5.放漫経営

経営者の意思決定の失敗や経営者自身の資金繰り困難による倒産です。

特に中小企業の場合は、経営者の資質が問われています。

 

以上、中小企業庁がまとめたものですが、経営コンサルティング会社でも、ホームページ上で同じような内容を紹介していました。

 

さて、「普通」に考えると上記5つが、倒産理由であるとするなら、ここで「逆張り」的な解釈で、倒産理由を考えてみたいのですが。。。

 

1.統率力の欠如

組織が、一丸となって営業活動に邁進していく中で、進むべく方向がしっかりと定まっている必要があります。

 

2.分解力の欠如

業績が悪化する理由を分析する必要があります。

 

3.冒険力の欠如

新規開拓だけではなく、新たなビジネスチャンスの模索も必要になります。

 

4.想像力の欠如

過去のデータを基にするか否かは別としても、今後起こり得る出来事を想定しておく必要があります。

 

5.表顕力の欠如

アイデンティティを確立する必要があります。

 

僕のブログでは、6つの「力」をカテゴリーとして定め、それぞれの記事を別けております。

その中から、5つの「力」を抽出しました。

これらの「力」は、「英国紳士」として求められる資質で、日本人が苦手とする要素であると聞いたことがあります。

 

僕自身、常にこれらの「力」を満たしているか、足りていないか、に意識を向けるようにしております。

 

いずれにしても、起業が倒産する理由は、ただ一つだと思っております。

それに気付いている経営者が経営する会社は、倒産とは縁がないのではないかと、まだ確信はしておりませんが、そんなイメージがあります。

 



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