投稿日:2020年05月26日(火)
戦闘力
在米中、朝のニュース番組視聴を日課にしていたことがあります。
使用される単語、表現が難しいのですが、英語の勉強の一環という位置付けでした。
「今日も一日頑張ろう!!」
と思わせてくれるような「華やかさ」みたいなものを、番組から感じたことを覚えております。
番組の中で、違和感を持ちながらも、興味があったコーナーがあります。
番組最後に流れる「世界の天気」です。
ロンドンは・・・ニューヨークは・・・アトランタは・・・ロサンゼルスは・・・ベイジンは・・・トーキョーは・・・
ニュージャージー州在住だったため、自分に関係があったのは、ニューヨーク位でした。
一体、どれだけの人が、「世界の天気」を気にするのだろう?
ニューヨーク市民が、
「あぁ~ロンドンは今日も雨かぁ。。。」
「ロスは、今日晴れか。明日はどうだろう。明日も晴れなら良いけど。。。」
って思うのだろうか?という疑問がありました。
「ロンドンは、午前中は雨か。良かった。フライトが午後からだから、到着する頃には、晴れているだろう。」
「パリは、最近寒くなってきてるな。。。先週行ったときは、まだ暖かかったけど。。。」
世界を飛び回るような人たちには、あり得る話なのだと思います。
2013年。
東南アジア3ヵ国を周った。
アウトソーシング先の企業探しを目的とした海外渡航だった。
仕事での海外は、初めてだった。
故に、華やいだ気持ちだった。
自分が、心の何処かで、「海外との接点」を探求していたことを確認することができた。
日本に戻ってから、海外に出る機会に恵まれることはなかった。
今となっては、その理由を認識できている。
久しぶりの海外をプラスにして行きたいという気持ちが強かった。
恵まれることのなかった海外に出る機会を通して、これからの自分のキャリアをイメージしていた。
多分、妄想に近いイメージだったと思う。
お陰様で、僕の語学力でも、現地法人とのやり取りをスムーズに行うことができた。
帰国後も、現地法人数社とコンタクトを取り続け、プロジェクトを発注し、実際に仕事をした。
現地法人とのやり取りは、とても刺激的だった。
しばらくの間、得ることのなかった「刺激」が、そこにあった。
あの頃は、自分らしい仕事をしているという実感があった。
残念ながら、関わったプロジェクトは、それぞれ単発で終わってしまった。
色々な事情がったのだが、ここでは割愛する。
それからしばらく、海外との関係は、無縁となってしまった。
それでも、
「またいつか。。。」
という気持ちをずっと抱いていたと思う。
最近、ある企業から営業メールが届いた。
東南アジアの国でオフショア開発を行っている会社からだった。
懐かしく感じた。
7年前を思い出しながら、メールに目を通した。
一度、ビデオ会議でという話になり、先方のお話を伺う時間を貰った。
自分で完結することだけを考えてきたが、良い機会だと思った。
彼らの力を拝借し、もっと楽しい仕事をしていこうという気持ちになった。
現在、彼らにお願いできる案件をまとめている。
今から楽しみだ。
今回の件、海外との接点をスタートする良い機会と捉え、次のステップに繋げていこうと思っている。
その先には、明るい未来が広がっているような予感がある。
心の何処かで、ずっと抱き続けてきた「海外展開」を具体的にして行こうと思う。
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