アンガーマネジメント

投稿日:2020年08月29日(土)

分解力




カルシウムだけが、原因なのでしょうか。

感情的になると、「カルシウムが足りないのでは?」などと言われることがあります。

最近、カルシウム以外にも原因があるように感じております。

 

感情的になる大きな理由は、「相手への期待」から来るものであるという確信があります。

期待通りの結果に至らなかった場合、高い確率で、感情的になってしまうのではないでしょうか。

その感情を表に出すか出さないかは別の話ですが。

 

自分の中で、感情的になったとき、カルシウムが不足していれば、その感情を表に出してしまうのでしょうか。

違う気がしておりますが。。。

 

「利他の精神」

巷で良く耳にする。

「その通りではあるが、実践は難しい。」

という話もよく耳にする。

 

「利他の精神」=「自己犠牲」

という解釈を聞いたことがある。

違うような気がする。

 

いずれにしても、人は、自分の「主観」で物事を捉える傾向がある。

客観的に見ることは容易ではない。

「メタ認知」という単語の意味を書籍から知る機会があった。

暫く、その単語を意識していた。

その後、同義語のような単語ではあるが、「俯瞰して見る」ことを大切にするようになった。

 

自分を中心に考えると、本来見えるはずのものが見えなくなる。

そんなときは、必ずと言って良いほど、「主観」で物事を考えているように思う。

 

物事を少し引いて見るようにしている。

誰かにネガティブな発言をされても、スルーすることができるようになった。

「残念な人だなぁ。。。」

といった感覚で流すことができるようになった。

 

他人に対して、「期待」をすることを止めた。

「ケ・セラ・セラ」

なるようになると考えることにした。

 

それでも、ときに感情的になってしまうことがある。

昔は、すぐに感情的になり、言葉による攻撃を重ねていた気がする。

 

こちらから伝えたいことが、全く伝わっていない場合がある。

話を聞いていたの?と言いたくなるような場合がある。

「こちらの伝え方の問題だ。伝え方を改めてみよう。」

と考え、感情を抑えるよう努めてはいるが、コントロールするのは簡単ではない。

 

哲学的な話をしている訳ではないが、難しいと感じさせてしまっているのだろうか。

表現方法など、色々と気にしながら伝えているつもりではあるが、まだまだ足りないのだろう。。。

 

「どうやったら伝わるのだろう。。。」

もしかしたら、無理矢理伝えようとしているのかもしれない。

「伝えたいことが伝わる相手である」という「相手への期待」があるのかもしれない。

 

カルシウムではない。

自分のスタンスの問題なのだ。

そう考えなければ、四六時中、感情的になっていなければならなくなるのでは。

 

「アンガーマネジメント」という言葉の意味は、とても広義なものであるという実感がある。

 



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