マンハッ探訪

投稿日:2019年11月29日(金)

表顕力




渡米後半年間、語学学校に通っておりました。

今考えると、「英会話を学ぶために英語のしゃべれない人が集まる語学学校に通う」ことに違和感を覚えます。英会話に慣れるためであれば、学校である必要がないように思います。多分、今留学をするのであれば、違った形でアプローチしたでしょう。

 

極力日本語を話さない環境を作ろうと力んでおりましたが、やはり人恋しくなると、言語の壁がない日本人と仲良くなったりしました。

 

企業派遣で語学留学されていたタカシ氏に仲良くしていただきました。

彼は、一つ上の先輩でしたが、政治経済の話、音楽の話などで盛り上がりました。同じ寮で暮らしていたこともあり、一緒に食事をするなど、時間を共にする機会がありました。

半年後、彼は日本へ戻り、僕は大学院へ移り、一度お別れとなりましたが、彼が、アメリカに赴任となり、再会に至るまで、そんなに時間はかかりませんでした。

 

「マンハッ探訪」と命名し、「マンハッタンを探訪する」時間を2人で楽しんでおりました。

ヤンキース戦を見に行ったり、チャイナタウン、リトルイタリー、SOHO、イーストヴィレッジなど、色々なところへ行きました。マッサージ巡りなど怪しい遊びもありましたが、お互い20代ということもあり、エネルギッシュに動いていた気がします。

 

先日、タカシ氏と会食をしました。

近況を報告し合いながら、10年以上前の昔話に花を咲かせ、懐かしい時間を過ごすことができました。20年近くのお付き合いがある友人は、タカシ氏1人だけかもしれません。

僕にとってのアメリカを語る際、必ずと言ってもよいくらい登場する、大切な友人です。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

    「こんな喫茶店が実際にあればなぁ。。。」と思ったりもしました。



  • この著書を拝読して以来、メモを取ることを意識し始めました。
    何気なく書いたメモが、後になって何かのヒントになったりするものです。

    手書きのメモは、これからも継続して行きます。



  • 様々な著名人へのインタビューから、参考にすべくことが沢山ありました。
    気にしなくても良いことを気にしまっている自分を認識することができました。

    結局、皆同じことをお話されているようにも感じました。



  • 気持ちに波を感じる際、この本に目を通すことにしております。
    気休めだとしても、気持ちを穏かにすることができます。

    有り難く感じることが、沢山書かれている書籍です。



  • 今取り組んでいる仕事をどのように楽しくするかを考えながら、仕事に対するスタンスを改めようと思わされました。

    天命に逆らうことなく、精進を続けて行こうという気持ちになれました。
最近の投稿記事
  • ボストンキャリアフォーラム

    投稿日:2019年11月30日(土)

    年に一度、マサチューセッツ州ボストンにて、キャリアフォーラムが開催されております。 アメリカを含めた英語圏への留学生を対象にした就活イベントです。 僕は、2004年開催のフォーラムに参加すべく、公式ホームページを介して申 […]


    本文を読む

  • “そんなバカな” と思われる・・・

    投稿日:2021年03月03日(水)

    「“そんなバカな” と思われることから、創造は生まれる。」 日本の将棋棋士 羽生善治氏の名言です。   「一見して馬鹿げていないアイディアは・・・」と同じことを仰っているような気がします。 偉人と呼ばれる方々は […]


    本文を読む

  • カイゼン

    投稿日:2020年03月04日(水)

    毎日の生活を“改めて”、改めようと思いました。 今までルーティン化してきた内容について、必要あるなしを精査し、必要あることは継続。 必要のないことは、代替の内容に変更、若しくは、止めるという形で、生活を見直すことにしまし […]


    本文を読む