投稿日:2020年02月14日(金)
分解力
「最善の解決策は常に最も単純な解決策である。」
この格言を曲解する人が少なくないそうですが。。。
何か問題に直面した時、沢山の選択肢を並べて、これが良い。。。これが悪い。。。この方が良い。。。などと悩んだりするものです。
頭で考えながら、どうしよう。。。どうしよう。。。と悩んでいます。
悩んでいる自分に酔ったりする瞬間もあったりします。
悩むことは、無条件で自分を成長させてくれることと信じていたりもします。
仕事のことで悩んでいるのだから、「悩む」という行為は、無駄な時間ではないと思うことにしたりします。
何となく、ベターな解決方法を選択したとき、
「でも。。。○○がないからなぁ。。。XXがあればなぁ。。。」
言い訳じみた話が飛び出します。
それが、できない理由になり。。。
できない理由を探しても何の意味もないことを知りながら。。。
「かくすれば かくなるものと 知りながら~」
と言っても、大和魂とは、別の次元の話です。
悩んだ末、解決策を見つけたと思ったとき、色々と理由を付けて、「この問題は、解決できない。」に至ります。
そして、
「この問題の解決策を見つけるのは、不可能だ。」
と結論付けます。
「Q.E.D.」です。
仕方がないのでしょう。。。
不可能であれば、どうしようもありません。。。
この問題は、「解決できない。」ということで解決することに。。。
「人は不可能と思うとき、やりたくないと決めているのだ。」
オランダの哲学者、バールーフ・デ・スピノザの格言です。
ん?何か解決する方法が見つかったような。。。
「ただ、やりたくないだけなのかぁ。。。」
では、何をやりたくないのか?
「やりたくないことは、何か?」をハッキリさせることで、この問題、解決できるような気がしてきました。
解決策の中に「やりたくないこと」があるのでは?
若しくは、「やりたくない」を理由に、解決策の選択肢から外していたのでは?
その「やりたくないこと」をやれば、解決できるのでは?
やっぱり、最善の解決策は、常に最も単純なのかもしれません。
最も単純な解決策に絞られ、他に選択肢はなくなりました。
「他に選択がない時、心は驚くほど明晰になるものだ。」
アジアの大国との外交問題で、「密使」としてご活躍された、元合衆国国務長官のお言葉です。
お陰様で、心が穏やかであります。。
投稿日:2020年10月15日(木)
【 自己分析のための過去回帰。「進むべく未来」の先にある「約束の地」へ・・・ 】 「年暮れぬ 笠きて草鞋 はきながら」 松尾芭蕉の句です。 「自分らしさ」で輝く。 という解釈が、書籍の中にありました。 &n […]