自転車の法則

投稿日:2020年02月22日(土)

分解力




夏場、僕は自転車で通勤しております。

自宅から職場までは、サイクリングロードを通って25分くらいの距離です。

 

「えっ?自転車で30分もかけて通勤しているの???」

複数の知人から同じことを言われました。

多分、彼らにとって、「自転車で30分」は、非常識だったのでしょう。

 

僕も、最初は抵抗があり、慣れるまで少し時間がかかりました。

が、慣れてしまえば、「当たり前」という感覚でした。

自分が無意識の中で、誰が決めたのかわからない「常識」に振り回されながら生活していたのだということを考えさせられるだけです。

 

多分、「車で通勤」が、ほとんどの人の「常識」なのでしょう。

お陰様で、その「常識」は、僕にはありませんでした。

 

いつも、事務所の前に駐輪していました。

近くに買い物に行く時などは、歩くことにしており、自転車は事務所前に置いたまま。

 

もう何年も前の話です。

僕の近所に事務所を借りている知人がいるのですが、ある日、その知人から、

「すみません。少しだけ自転車お借り出来ませんか?」

と連絡がありました。

 

「えっ。。。嘘でしょう???」

と思いながらも、多分一回だけだろうと思い、

「いいですよ。どうぞ。」

と快諾いたしました。

 

一度OKすると、エスカレートするものですね。。。

2回、3回と回数が増えて行きました。

 

3回目だったと思います。

「すみません。これから出掛けるので。。。」

と言ってお断りしました。

が、抵抗空しく、4回目が訪れました。

結局、その時も、貸すことになりましたが、「さすがに今後の対策を練る必要がある。」と判断し。

 

まず、全ての原因をその知人に向けていました。

「どうして貸してと言えるのだろう?」

「自転車があるから借りるの?」

「そこに山があるから登る感覚?」

「知人とはいえ、そんなに近い関係ではないでしょう?」

「節操ないと思うけど。。。」

 

そして、

「どうしたら、わかってもらえるのだろう。。」

と、相手の気持ちを変えることだけを考えてばかりいました。

 

要するに、僕が考えていたことは、「対処策」だったのだと思います。

「こちらが貸したくないと思っていることを、どのように伝えて、「貸して」と言わせないか」

が、テーマでした。

 

「ん?待てよ。。。」

急に閃きました。

「ここに自転車を置いている僕に問題があるのでは?」

この閃きの後、駐輪中の自転車を事務所の中に置くことにしました。

丁度、自転車がおけるようなスペースはありますので、そこに置いてます。

 

お陰様で、その後、「自転車を貸して!」と言われることはなくなりました。

 

「貸したくないのに、貸して!と言われて困っていた」問題。

実は、その「前の段階」で、僕自身が起こした問題から派生して起こった問題でした。

これに気付けたことで、「問題対処」ではなく、「問題解決」することができたと思っております。

 

僕は、この教訓を「自転車の法則」として、様々なことに応用しております。

僕にとって、とても重要な法則です。

 

今後も、何か問題に直面し、その問題を分析する際、この法則を活用し続けていくつもりです。

 



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