英国紳士 – 教養

投稿日:2020年03月11日(水)

表顕力




学校の勉強、受験のための勉強は、あまり真面目に取り組んで来ませんでした。

結果的には、修士課程を修了しておりますが、受験を通した「勉強」には、興味を持てなかったという感じなのかもしれません。

 

歴史や宗教、政治などは、昔から興味を持っていたように思います。

政権与党の幹部の選挙区は、ほとんど頭に入っていましたし、祖母のお付き合いで、お寺にも頻繁に足を運んでいたり、英会話の勉強のためにキリスト教の教会で話を聞く機会を作ったり、三国志などの漫画、小説は、ほとんど読破しております。

音楽も、ヒット曲などのほとんどは、作詞者、作曲者、編曲者を覚えておりました。

 

これも、父親の影響なのかもしれません。

父は、大相撲についての知識が豊富でした。

他にもたくさんありますが、その影響で、僕も興味を持ったことについては、詳しく掘り下げる作業を無意識のうちにしていたのかもしれません。

 

読書をするなど、机上での勉強は重要だと確信しております。

「教養」を身に付けるという意味では、それだけでは、充分ではないと考えます。

 

人とのお付き合いの中から、沢山のことを学ぶことができます。

お付き合いを通して、一番面白いと感じているのは、「様々な価値観」に触れることです。

 

今まで、価値観の違いにより、他者と上手く関係を構築することができないという「失敗」を繰り返してきました。

価値観が違うのは当たり前なのですが、それを当たり前と考えることができず、頭のどこかで、「自分が正しい」と思っているのが、「人間の性」のようにも思います。

対人関係を通して得た教訓として、相手がどのようなことを考えているのかをしっかり理解した上で、自分の意見を伝えるようにするなど、諸々改善を試みております。

 

最近は、目や耳に入るものは、全て何かのメッセージだと思うことにしております。

何かのご縁と解釈し、全てを自分事として捉えるようにしております。

そこで得た知識や感情、経験は、必ず将来何処かで活用出来るものだと確信し、人間的な幅を広げていきたいという一心です。

 

このような考えで毎日を過ごすことができるようになったのも、沢山の方々とのご縁を通してだと確信しております。

 

今、心から、「教養」の大切さをご教示いただいた沢山の方々に感謝申し上げます。

今後も、「教養」を身に付けるべく、終わりのない旅を続けて参ります。

教養は、「英国紳士」として必要な要素であると確信しているからです。

 



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  • 第1章の「ルール」についてが、一番参考になる内容でした。
    同じように、自分の「ルール」を定めてみました。

    定めた「ルール」通りに生活できているのか、自信はありませんが。



  • この著書を拝読して以来、メモを取ることを意識し始めました。
    何気なく書いたメモが、後になって何かのヒントになったりするものです。

    手書きのメモは、これからも継続して行きます。



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