投稿日:2020年05月22日(金)
表顕力
携帯電話の着信は、バイブレーションに設定しております。
着信音は、オフにしており、マナーモードでの生活が当たり前になっております。
少し前まで、電話の着信を不快に思っておりました。
作業に集中したいときの着信ほど、迷惑なものは無いと感じております。
また、不急不要の電話は、割合的に少ないものです。
メールで済む話でも、着信があります。
メールを書くのが面倒だから。。。などの理由で、電話してくる人もいます。
電話以外の方法で、コミュニケーションをとることが可能になりました。
それでも、電話がなくならないのは、何か原因なのでしょうか。
メールでのやり取りが、当たり前になっても、FAXがなくならないのと同じことなのでしょうか。
多分、もう少し。
もう少しで、今までの常識に変化が起こるのだ。と、願うばかりです。
父親は、仕事上、頻繁に緊急で呼び出されていた。
何かのときのために、ポケベルを携帯していた。
携帯電話が普及するずっと前の話。
家族で買い物などに出掛けている最中、ポケベルが鳴り、公衆電話を探していたことが、度々あった。
僕にとっては、あまり良い思い出ではない。
そんな経験からか、僕も電話が嫌いである。
極力、電話には出たくないと思っている。
「礼儀2.0」の時代に変わったと聞く。
礼儀のバージョンが、アップデートされたらしい。
「礼儀2.0」は、相手の時間を奪わないマナーの新常識とのこと。
電話は、相手の時間を奪うためのツールのように思ったりする。
それでも、すぐに電話をしてくる人がいる。
敢えて電話に出ず、後からかけ直すこともある。
内容を聞くと、全く急ぐ用事ではなく、メールで済む話ばかりというオチがほとんどだった。
営業時間を、平日の10:00から18:00としている。
勿論、その前から始動はしているし、夜遅くまで作業を続けていることもある。
土日祝日も仕事をしている。
この営業時間は、あくまでも表向きのもので、電話や打ち合わせに対応するための時間と考えている。
際限なく電話が来ることを、必要以上に嫌っている感がある。
少し前までは、早朝に電話をしてくる人が少なくなかった。
「こんな時間に。。。緊急かな?」
と思って電話に出るが、緊急ではない。
「勘弁してくれ。。。」
という気持ち以外になかった。
「日中、バタバタしているので、電話に折り返せない場合があり、できれば、メールでご連絡いただけませんか?」
相当数の方々にお伝えしたフレーズ。
お陰様で、このアクションにより、着信の数が激減した。
最近は、ほとんど電話はない。
人間関係に変化があったことも理由の一つだとは思うが、有り難い限りである。
電話を気にしながらの生活が、過去のものになった。
どうしても話す必要がある場合は、予め、時間を設定して、ビデオ会議などで顔を見ながらの方が間違いないと実感している。
これは、コロナ騒動を通して、学んだことでもある。
コミュニケーションツールの主流が、メールやビデオ会議に移っていくことを切に願っている。
「不易流行」
コミュニケーションを取ること自体は、「不易」であるとの確信がある。
しかし、コミュニケーションを取るための手段は、「流行」であって欲しい。
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