投稿日:2020年06月11日(木)
分解力
「七三歩き」という江戸しぐさがあります。
道の七分は公道で、端の三分が、自分の歩くスペースという暗黙の約束だそうです。
僕は、これを聞いてから、意識的に道路の端を歩くようにしております。
一休さんに出てくる「このはし渡るべからず」の立て札があったらどうしよう。。。などと考えてしまうこともありますが。
道を歩いているとき、人とすれ違うことが多々あります。
歩きスマホで、道の真ん中を堂々と歩く人がいたり、すれ違いそうな距離になっても、真っ直ぐ歩き続ける人もいたり。
人間模様というか、その人を象徴させる何かを感じることができる気がするような場面があります。。。
最近、飛行機に乗る度に、面白いことに遭遇する。
ルーティンワークとなっている「ハンドクリームを塗ってからの搭乗」が、功を奏しているのだろうか。
あの日は、コロナ騒動の兆候すらなかった。
搭乗した便は、ほぼ満席だったことが、それを物語っている。
インバウンドの観光客、出張族、家族連れ。。。
色々な人たちが搭乗していた。
いつも通り、最終搭乗案内が流れるころ、ゲートを通過した。
自分の席を目指して歩いていると、家族連れが、荷物の整理などで通路を塞いでいた。
トイレの前の少しスペースのある場所で、それに気付いた。
いつもの「七三歩き」の癖で、通路が空くのを待っていた。
丁度トレイの前だったので、立ったまま、落ち着くのを待った。
「お客様!!どうされました!?」
後ろの方から声が聞こえた。
とても勢いのある声だった。
通路を指さし、
「通路が空くのを待っていました。」
と一言。
「あっ。。。ありがとうございます。」
と、少し前の勢いを感じることのない返答だった。
お礼を言われるようなことをしたのだろうか。。。
と思いながら、自分の席へ向かった。
「お客様、お席は何番ですか?」
「55Gです。」
少しだけのやり取りがあった。
後で知ることになるのだが、手が綺麗で、背の高い、スラっとした美人CA「ウエノ」さん。
ドリンクサービスが終了した。
先ほどの家族連れの小学生が、席を立って歩きまわっていた。
「ウエノ」さんは、その小学生の頭をなでたりして、遊んであげていた。
「いいなぁ。。。僕も小学生になりたいなぁ。。。」
そんなことを思いながら、小学生のころの飛行機での懐かしい出来事を思い出していた。
目的地に到着し、飛行機を降りるころ、少しお話しする機会があった。
話し相手は、「ウエノ」さんではなく、笑顔の素敵な、佐賀出身の美人CA「ホンダ」さん。
詳細は、割愛する。
2019年6月11日。
昨年の今日、機内にて、「素敵な出来事」があった。
あれから1年。
そんなそんな「素敵な出来事」を思い出した。
あの日以来、機内での素敵な出来事が、増え続けて行くことになる。
投稿日:2021年03月20日(土)
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