Determine that the thing can and shall be done, and then we shall find the way.

投稿日:2021年05月07日(金)

戦闘力




「Determine that the thing can and shall be done, and then we shall find the way.」

アメリカ歴代大統領 エイブラハム・リンカーンの格言です。

 

「経験したことがないことは、できない。」

「経験していればできる」と解釈して良いのか否かは別として、人間、そのような感覚があるのだと思います。

「石橋を叩いて渡る」訳ではないとしても、高い確率で「できる」と思えないものに飛び込むのは、相当な勇気が必要なのかもしれません。

 

やる前は不安ばかりだったことも、実際やってみると案外簡単だったりすることがあります。

「思っていたほど、難しくなかった。」

「こんなことに対して不安を抱いていたのだろう。。。」

やってみることによってしか味わえない感情があります。

 

やる前の不安が的中し、芳しくない結果に至ることもあるのでしょうが。。。

 

「できる」「できない」を判断するための要素は、経験の有無だけなのだろうか。

経験していれば、できるのだろうか。

未経験であれば、できないのだろうか。

だとしたら、初めてのことは、全て「できない」という結論しかないように思う。

 

人は皆、どのようなことでも、未経験から始まる。

未経験を経験していく過程で、経験したきたことを応用して、未経験に取り組むことができるようになるのではないだろうか。

 

色々なことを経験しているのであれば、それらの経験は、必ず「未経験」のことに活用できるという確信がある。

逆に、初めてのことに対して、経験を活かせる要素を探し出す作業により、全く違う経験を類似したものとして捉えることができる場合もある。

 

経験しているから、できる。

未経験だから、できない。

このアプローチが違うような気がする。

経験しているから、失敗する確率が低い。

未経験だから、失敗する確率が高い。

 

失敗する確率が高いのであれば、やらない方が良い。

人は、無意識に、そのように解釈してしまうのかもしれない。

確率を計算する上で、「経験の有無」にポイントを置くのであれば、「経験したことを活用できるか否か」をポイントにすべきではないだろうか。

 

結局、「現状維持バイアス」が、やるかやらないかを決めているような気がする。

ほとんどの場合、「現状維持バイアス」は、「やらない」を選択させる。

 

よって、「後から見つけるべく方法」を見つけることができずに終わる。

「できない」は、いつまで経っても、「できる」に変わることはない。

 

「機会損出」に気付くことなく、「できる」ことだけをやり続けることになるのだろう。

 

やれる方法以上に、「できると決断する」方法が、重要な気がしている。

この名言により、「できない」と決断することによる損出は、後々、大きな違いをもたらすのではないかと思わされた。

 

(出来ると決断することだ。方法は後から見つければいいのだ。)

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

    「こんな喫茶店が実際にあればなぁ。。。」と思ったりもしました。



  • 最近、仕事をしていて感じることが多々あります。
    その疑問のような感覚を解決してくれる書籍でした。

    余計なことを考える必要はないことを教わった気がしております。



  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。



  • 第1章の「ルール」についてが、一番参考になる内容でした。
    同じように、自分の「ルール」を定めてみました。

    定めた「ルール」通りに生活できているのか、自信はありませんが。



  • 今取り組んでいる仕事をどのように楽しくするかを考えながら、仕事に対するスタンスを改めようと思わされました。

    天命に逆らうことなく、精進を続けて行こうという気持ちになれました。
最近の投稿記事
  • 常識で考えることが・・・

    投稿日:2021年02月27日(土)

    「常識で考えることがいかに不合理かを肝に銘じよう。常識とは多数派の理論にすぎない。」 日本の実業家 三木谷浩史氏の名言です。   世の中の常識は、いつも手強いものです。 そんな風に感じさせられる常識が、多々ある […]


    本文を読む

  • Indecision is often・・・

    投稿日:2021年02月08日(月)

    「Indecision is often worse than wrong action.」 アメリカの実業家 ヘンリー・フォードの格言です。   人間の一日の決断回数は、35,000回と言われております。 そ […]


    本文を読む

  • 閃き

    投稿日:2020年05月07日(木)

    毎日、少なからず、何か新しい気付きに恵まれております。 昔のことを思い出すことによる気付き。 偶然目に入ってきた事象からの気付き。 様々ではありますが、「あっ!!」と思わされることが多々あります。 多くの気付きを得ること […]


    本文を読む