試奏

投稿日:2020年06月26日(金)

表顕力




自分で勝手にイメージして躊躇してしまうことが多々あります。

アクションを起こした後の「失敗」を想定してしまい、無意識にブレーキをかけるのであれば、単なる「損失回避」なのだと思います。

しかし、自分の勝手なイメージは、いわゆる「思い込み」の類であり、その「思い込み」は、「コンフォートゾーン」から抜け出したくないだけのものなのかもしれません。

 

勝手な「思い込み」は、いつ、どこで誰に影響されたものなのか。。。考えてみたら、全く心当たりはありません。

結局、全て自分で勝手に決めていたことなのだと思います。

些細な出来事から、「ストレッチゾーン」を体感することが出来ました。

今までの勝手な「思い込み」を憂いてしまう瞬間でした。。。

 

休憩、気分転換を目的として、ネットで「ギター」を探すようになって半年近くが経過。

興味を持った「ギター」の詳細ページをブックマークし、時々閲覧するようにしてきた。

「ギター」を見ているだけでも心が喜んでいる自分を確認することができる。

 

気に入った「ギター」のモデルをメモして、楽器店へ行った。

しばらくは、いつも通り、

「格好いいなぁ。。。」

「もっと上手くなって、こういうギターが似合うようになりたいなぁ。。。」

などと思いながら、商品を眺めていた。

 

「何かお探しですか?お手伝い致しますか?」

店員さんが、声を掛けてくれた。

「Xシリーズは、置いてますか?」

「はい。2階にあります。どうぞ。」

一緒に2階へ向かった。

 

ネットで見る限りでは、デザインなどの外観を確認することしかできない。

まずは、見た目の問題として、デザインは重要だと思う。

どんなに良いギターでも、見た目が悪い、若しくは好きじゃないものには、興味を持てない。

しかし、それは、ただの「思い込み」だった。

 

店員さんが、チューニングしてくれた。

「どうぞ。」

と言って、「試奏」させてくれた。

 

こんなことがあるかもしれないと思い、「マイピック」を携帯している。

「おにぎり型のミディアム」と「ティアドロップのハード」の2種類。

マイピックを取り出し、3本ほど「試奏」した。

それぞれ、奏でる音が違う。

これは、ネットでは絶対に確認できない。

デザインも重要だが、音色は、もっと重要であることを知った。

自分で弾いていて気持ちが良い「ギター」が、購入すべき「ギター」なのだと思わされた。

 

今まで、「試奏」という概念がなかった。

ある程度うまい人じゃないと、「試しに弾いて良いですか?」と聞いてはいけないものだと思っていた。

店員さんは、終始丁寧に接してくれた。

短時間ではあったが、とても心地の良い時間を過ごすことができた。

 

「早く新しいギターを購入しよう。その時は、このお店で購入しよう。」

そう心に決め、お店を出た。

これからは、「試奏」を楽しみに楽器店へ行ってみようとも思った。

 

モデルが同じギターでも、それぞれが、全く違うものであることを教えてもらった。

 

店員さんの一言が忘れられない。

「ギターは、うまい下手ではなく、楽しめるかどうかですよ。どんどん楽しんでください。」

上手くなろう。。。と思う必要すらないのかもしれない。

 



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