日日是好日

投稿日:2020年08月02日(日)

戦闘力




暑い日が続いております。

クーラーの力を借りたくなりますが、薄着にて対応しております。

 

汗が流れ、身体がベタベタしてきます。

石鹸で手、顔、首を洗い、スッキリさせております。

 

冷たいものを飲んで、気持ちを整えます。

溶けて行く氷を見つめながら、「わびさび」を感じております。

 

日焼け止めを塗り、紫外線対策を行っております。

流れる汗により、折角の日焼け止めの効果を実感できずにおります。

 

しばらく続く暑さ。

それでも、寒いよりは良いと思っておりますが、時に暑すぎるのにも気が滅入ってしまうものです。

 

毎日を快適に過ごす術を体得したいと思いながら。。。

 

雨の日が嫌いだった。

雨の日は、憂鬱な気持ちにさせる。

傘が必要になること、傘がなければ濡れてしまうこと、ネガティブな感覚だけを抱いてしまっていた。

 

目の前に起こる全ての出来事をポジティブに捉える訓練をしてきた。

概ね、ポジティブに受け入れることができるようになった。

雨の日以外は。

 

「雨をポジティブに捉える方法はないだろうか。。。」

かなりの時間、悩み続けた。

雨の日には、特に悩んだ。

 

自転車に乗ることが習慣になっていたが故に、雨は避けたかった。

傘を差しながらの自転車は、あり得ないという気持ちから雨を嫌っていたようにも思う。

 

3年ほど前、レインポンチョを購入した。

これで、天候に関係なく自転車に乗れるようになった。

少々濡れるが、段々と気にならなくなった。

 

それでも、雨をポジティブに捉えることができずにいた。

昔の思い出などから、悪い印象に囚われているのではと考えたりもした。

特に悪い思い出はないのだが。

 

「農業に従事されている方々にとっては、雨は良いものとして捉えることができるのだろう。。。でも、僕は農業に従事しているわけではない。。。」

何としてでも、ポジティブに捉えようと努めながら、そうできずにいた。

 

最近、雨を受け入れることができるようになった。

雨粒の大小で、奏でる音が違う。

音によって、大ふりか小ぶりかを判断することができる。

「これくらいの雨であれば、少し濡れても良いかな。。。」

「すぐにやみそうな感じだから、やむのを待ってみよう。。。」

色々なことを考えるようになった。

 

雨音が、心地良く感じるようになった。

その日の降り方で、色々な違いがある。

音が違う。

景色が違う。

歩く人たちの雰囲気が違う。

 

「雨音」を楽しむように心掛けるようになった。

「ショパンの調べ」を楽しむように心掛けるようになった。

 

「日日是好日」

ポジティブな気持ちで過ごすことができれば、その日その日を「好日」にすることができるという確信を得ることができた。

 



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