もっとも平安な、そして・・・

投稿日:2020年10月26日(月)

戦闘力




「もっとも平安な、そして純粋な喜びの一つは、労働をした後の休息である。」

ドイツの哲学者 カントの格言です。

 

最近、仕事をしていて感じることがあります。

仕事に限らず、他人との接点により成り立つ事象は、全て「キャッチボール」なのだと感じることがあります。

 

毎日の作業にて、この仕事のボールは、現在、どちらにあるのだろうか?

自分にあるのか。相手にあるのか。

これだけを考えるようにしております。

 

現在、自分のところにあるボールを相手に渡す作業。

これこそが、自分のやるべき仕事なのだと確信しております。

もちろん、ボールを相手に渡せばよいだけではなく、しっかりと相手の胸元に渡すことができるかなども求められる内容であると自覚しておりますが。。。

 

毎日、慌ただしく過ごしていた。

「これをしなければ。あれはまだ終わってなかった。」

片付けなければならない作業を残している場合、気が休まることはない。

「早くボールを渡さなければ。。。」

という嬉しくない気持ちが常駐していた。

今となっては、過去の話になったのだが。

 

大富豪の習慣が紹介されている記事を拝読した。

幾つかある習慣の中に、「超速で返信する」という習慣が記されていた。

ここでいう「返信」を、メールによる返信に限らず、あらゆることに対してのレスポンスと解釈した。

 

メールの返信はもちろんのこと、こちらに渡された「ボール」は、できる限り速く、超速で相手に渡すよう心掛けている。

相手がどのような速度でボールを渡してくれるかは、相手の問題。

こちらが気にする話ではない。

 

そうやって、ボールの現在地を確認して、自分の手元にボールがない状態を創り出すように努めている。

相手にボールを渡す作業を「労働」と呼ぶのでは、と思い始めるようになった。

ゆっくりとではあるが、「先延ばし癖」も解消されてきているような気もする。

 

「相手にボールを渡す」瞬間は、ある意味「平安」な瞬間なのかものしれない。

メールにて渡す場合は、「送信」ボタンのクリックの瞬間。

ファイルなどのデータ作成の場合は、「上書き」ボタンのクリックの瞬間。

それらの瞬間に「平安」のときを過ごしているのかもしれない。

 

時々ではあるが、相手からメールなどでのレスポンスがある。

「ファイル受け取りました。ありがとうございました。」

そのレスポンスに触れた瞬間に、「純粋な喜び」を感じることができる。

 

夜、その日に渡すべくボールを相手に渡し終えた瞬間に、その日の「労働」が終わる。

その瞬間に、「休息」が始まる。

自分の好きなことをするための時間が始まる。

 

「もっとも平安な、そして純粋な喜び」を感じながらのひと時を過ごすことができる。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 今取り組んでいる仕事をどのように楽しくするかを考えながら、仕事に対するスタンスを改めようと思わされました。

    天命に逆らうことなく、精進を続けて行こうという気持ちになれました。



  • 交渉で大切なスタンスのようなものを学べました。
    交渉に臨む前の「準備」の大切さを痛感し、最終的には、こちらの望む方向へ導けるかどうか。

    参考にすべく要素を沢山得ることができました。



  • 「知る人ぞ知る」という存在に憧れてしまいます。

    メディアに露出している人ばかりに注目してしまいがちですが、実はそんなことはないように思わされる書籍でした。



  • 面白い書籍でした。
    参考になることが、沢山書かれていました。

    毎日、書籍の中の参考になる考え方などを意識して生活しております。



  • この著書を拝読して以来、メモを取ることを意識し始めました。
    何気なく書いたメモが、後になって何かのヒントになったりするものです。

    手書きのメモは、これからも継続して行きます。
最近の投稿記事
  • 仕事に行き詰った・・・

    投稿日:2021年03月20日(土)

    「仕事に行き詰った時は整理整頓」 日本の将棋棋士 羽生善治氏の名言です。   色々なことで、スムーズに進まないことが多々あります。 気が滅入ってしまうこともあり、都度、気持ちの切り替えが必要となります。 &nb […]


    本文を読む

  • 投稿日:2020年02月08日(土)

    「人間はひとくきの葦(あし)にすぎない。 自然のなかで最も弱いものである。 だが、それは考える葦である。」   ブレーズ・パスカルの代表作、「パンセ」の中の一節です。 大学時代、自動車教習所の先生から初めて聞か […]


    本文を読む

  • 歴史と他人

    投稿日:2020年01月21日(火)

    「主観的な成功は自己満足。客観的な成功は歴史と他人が決める。」   1月18日(土)の「潜在意識」という記事に対していただいたコメントです。 コメントをいただきました旨、この場をお借りして、御礼申し上げます。 […]


    本文を読む