人間の価値は、絶望的な敗北に・・・

投稿日:2020年10月30日(金)

戦闘力




「人間の価値は、絶望的な敗北に直面して、いかにふるまうかにかかっている。」

アメリカの作家 ヘミングウェイの格言です。

 

自然と「失意泰然」という四字熟語が、浮かびました。

絶望的なとき、どうしても泰然とした態度で臨めなくなってしまいます。

「得意淡然」も同じことですが、失意のときの方が、気持ちをコントロールすることの難しさを実感しております。

 

絶望的な敗北していないとしても、絶望的な状況に直面した際、考えれば考えるほど、思えば思うほど、感じれば感じるほど、ネガティブな方向にしか進めなくなります。

 

そんなとき、

「絶望的な状況というものはない。人が状況に対して絶望的になるだけだ。」

米国の劇作家 米下院議員 クレア・ブース・ルースの格言を思い出します。

「この状況に対して、絶望的になるな!!」

などと言い聞かせるようにしておりますが。。。

 

最近、よく気が滅入る。

ネガティブな出来事に直面する度に気が滅入ってしまう。

無理矢理でもポジティブな出来事を思い出すなどして、気持ちを整えるように努めてはいるが、気持ちをコントロールすることの難しさを痛感するのみ。

 

失敗しても、敗北しても、気にすることはなくなった。

失敗の理由、敗北の理由を探す作業に移行すると、「穴があったら入りたい」と思いながらも、理由を確定させることだけに集中できているからではないだろうか。

 

人と接していて、心無い一言を浴びせられることがある。

多分、相手にとっては、悪意はないのだろうと思うが、心無い一言として受け止めてしまうことがある。

 

そんなとき、しばらくの間、気にしてしまっている自分がいる。

気にする必要はないのだが、気にしてしまい、自分も気を付けなければと思わされる。

 

気を付けなければと思わされるということは、他人に対して、自分も同じようなことを言っている可能性がゼロではないのだと思う。

 

他人のネガティブな部分に直面したとき、自分のネガティブな部分を露呈されたものだと考えることにしている。

心を整えるべく、精進を続けているつもりではあるが、まだまだ、自分では気付けていないネガティブな部分が存在している筈。

 

ネガティブな部分が表面化した際、どのようなふるまいをしているのだろう。

そのような状況下であれば、自分自身を俯瞰して見ることができていないが故、想像するだけでも恐ろしく感じる。

 

敗北に限らず、どのような状況に際しても、「いかにふるまうか」を意識して行こうと思う。

 



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