人間の長所は欠点が・・・

投稿日:2020年11月14日(土)

冒険力




「人間の長所は欠点があるということである。」

ユダヤの格言です。

 

欠点のない人間は、存在しないと解釈して良いのでしょう。

「長所」と「短所」は、表裏一体のように感じております。

長所は、ときに短所になり得たり、逆も然りかと思います。

 

「完璧主義」の是非について、ネット上でも沢山の記事が公開されております。

最近、「図解 2割に集中して結果を出す習慣術 ハンディ版」という書籍を拝読しました。

「完璧主義」ではなく、「最善主義」をご紹介されている書籍でした。

 

僕自身、良くも悪くも「完璧主義者」でしたが、最近は、止めました。

「完璧はあり得ない。」

という結論に至ったからです。

 

最近は、

「Done is better than perfect.」

を意識して、物事に取り組むことにしております。

 

あり得ない「完璧」を目指しながら、「完璧」ではない自分を憂いても、気が滅入るだけかと思いますが。。。




キャサリンは、細かいことに目が行く。

誰も気が付かないようなことでも、キャサリンは気が付いてしまう。

 

「重箱の隅を・・・」という意味ではなく、細かいところではあるが、とても重要なことなので、誰も文句を言えない。

「さすが、キャサリン!!」

誰もがそう思っている。

 

キャサリンは、自他ともに認める「完璧主義者」だ。

完璧じゃなければならない。というよりも、不完全を嫌っている。

不完全を排除することにより、完璧を目指し続けてきた。

 

キャサリンは、仕事だけではなく、プライベートでも完璧を求めている。

毎日、自分自身で決めたルーティンを、「完璧」にこなしている。

 

言うまでもない話ではあるが、「健康」を意識して、スタイルの良い体型を維持している。

周りは、皆、羨ましく思っているのだが、キャサリン本人は、不満がある。

「何が不満なの?」と言われるような不満がある。

 

キャサリンは、「下腹のたるみ」を気にしている。

たるみと言うほどのたるみではないのだが、座ったときに「ポッコリとした感じ」になるのを不満に思っていた。

 

腹筋、プランクなどの筋トレはもちろん、ポッコリ感を無くすために、あらやることを試みた。

食事制限もした。

ヨガ教室にも通い始めた。

姿勢に問題があるのではと思い、骨盤矯正を意識してのストレッチ、背筋を伸ばすことに意識を向けていた。

 

それでも変化はなかった。

友人の一人が、落ち込んでいるキャサリンに、一言。

「ポッコリした感じが、完璧じゃなくて、素敵よ!」

 

「完璧」に拘ってきたキャサリンにとって、青天の霹靂だった。

それからは、あまり「完璧」を求めないように努めた。

 

「人間、誰にでも欠点は、必ずある。それを長所として考えることにしよう。」

そのような考えに改めることができるキャサリンは、ある意味完璧なのかもしれない。

 



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