自分の目でものを・・・

投稿日:2020年11月26日(木)

分解力




「自分の目でものを見て、自分の心で感じる人間がいかに少ないことか。」

ドイツの物理学者 アインシュタインの格言です。

 

「人は見た目が9割」「ハロー効果」など、様々なことから、確認できる事象かもしれません。

周りの評価などに影響されて、判断してしまうことが少なくないのではないでしょうか。

 

その理由は、周りの評価を気にしながら生きている人が多いことが、往々にしてあり得ることなのかもしれません。

 

「誰に何と言われようと、自分はこう考える!!」

というような確固たるものがない場合が多いのでしょうか。

確固たるものがあったとしても、周りに合わせる方が、正解と考える人が多いのでしょうか。

 

自分がどう思うかよりも、周りがどう思うかに重きを置いてしまう感覚は、どんな人にもあるように感じておりますが。。。




「百聞は一見に如かず」

100回聞いた話よりも、実際に1回見た方が、確かであるという話。

自分の目で確かめることが、どれだけ重要であるかを考えさせられる。

 

調べれば、簡単に情報を得ることができる。

が、簡単に得た情報を整理することは、簡単ではないという実感がある。

何が正しいのか、間違っているのかを判断する作業は、簡単ではない。

 

結果的に、自分の目で、耳で確認する作業が必要になる。

他人の意見を聞いてみるのも、一つの確認作業であると考えている。

 

それ以前に、自分に必要な情報か否かの判断が難しいのではないだろうか。

耳目に触れる全てが、必要な情報であるとは考えられない。

 

必要か否かを迷いながらも、まずは、入ってくる情報を受け入れてみることにしている。

その情報に触れたとき、心がどのように感じるのかを確認するようにしている。

否定的には捉えず、肯定できるもの、できそうなものを探す作業を行う。

 

結局、心が求めているものは、確かな情報のように感じる。

心が求めているものを疑うことなく、探し続けることによって、より鮮度の高い情報に触れる機会に恵まれるような気がする。

 

いずれにしても、「百聞」のみで判断することは、正しいことではないと考える。

その判断には、危険なニオイすら感じる。

 

「想像していたのとは違ったなぁ。。。」

「想像以上に感動したなぁ。。。」

目で見て、心で感じることにより、想像していなかった感覚を得ることが多々ある。

 

自分の枠の中で考えて起こすアクションからは、枠の中で想像できる範疇の出来事しか生まれないような気がしている。

余計なことは考えず、「直感」に従ってアクションを起こしてみると、面白い出来事との遭遇に恵まれるという実感がある。

 

これからも、「自分の目でものを見て、自分の心で感じ」ながら、物事を捉え続けていこうと思う。

 



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  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。



  • この著書を拝読して以来、メモを取ることを意識し始めました。
    何気なく書いたメモが、後になって何かのヒントになったりするものです。

    手書きのメモは、これからも継続して行きます。



  • 最近、仕事をしていて感じることが多々あります。
    その疑問のような感覚を解決してくれる書籍でした。

    余計なことを考える必要はないことを教わった気がしております。



  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

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    気休めだとしても、気持ちを穏かにすることができます。

    有り難く感じることが、沢山書かれている書籍です。
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