何かが障害として・・・

投稿日:2020年12月04日(金)

冒険力




【 自己分析のための過去回帰。「進むべく未来」の先にある「約束の地」へ・・・ 】

 

「何かが障害として立ちはだかっているように感じても、実際には何もない。」

アメリカの元NBA マイケル・ジョーダンの格言です。

 

「絶望的な状況というものはない。 人が状況に対して絶望的になるだけだ」

米国の劇作家 クレア・ブース・ルースの格言です。

「絶望的な状況」を「何かの障害」と解釈すると、同じことを仰っているように感じます。

 

「心のブレーキ」という単語で、絶望的、障害を表現することがあります。

人は皆、「心のブレーキ」を踏みながら生活しております。

恐怖心、失敗したくない気持ち、諸々の要素が、ブレーキを踏ませているのでしょう。

 

何も考えずに、とりあえず飛び込んでみる。

意外と面白いことに遭遇できるチャンスのように感じておりますが。。。




「現状維持バイアス」

どのような人にでも、このバイアスは働いている。

現状の安定した状態を維持したという感覚を持つことは、自然なことのように思う。

 

「誕生・成長・安定・衰退」

あるアーティストが、人間の生きる過程を4つに分けていた。

皆、「安定」を求める。

それが、人間の性なのだと思う。

 

「安定」には、特に自覚症状がない気がする。

毎日の習慣が、無意識に「安定」を求めてのアクションになっているものであるという確信がある。

故に、習慣を見直すことが、「成長」を意識したアクションなのではないか。

 

「安定」を求めることにより、「衰退」が始まる。

自然の摂理に基づいて考えると、当然のことなのかもしれない。

誰も、重力に逆らって生きてはいけないのと同じ理屈として解釈している。

 

気が付いたら、「安定」のつもりだったはずが、「衰退」の方向へ。

 

「つるべ落とし」

「衰退」は、ものすごい勢いで、進んでいく。

少しでも油断すると、すぐに「衰退」していく。

 

過去からの経験により、成長過程よりも、衰退過程の方が、目まぐるしい変化を実感してきた。

「安定」を求める行為が、「不安定」へと導かれるのだろうか。

 

そうであるならば、「現状を維持しようとする」ことに恐怖心を抱いてはどうだろう。

「現状を維持したくない!!」という気持ちが、「成長」を促してくれるのではないだろうか。

 

「高みを目指したい。」という気持ちではなく、「現状から抜け出したい。」という気持ちは、モティベーション維持のためには、有効的な考え方のような気がする。

 

仮に、「安定」を求めるのであれば・・・

「成長し続ける」という「安定」を目指して行こうと思う。

 

「目の前に立ちはだかる障害」は、「障害」ではないという解釈から、成長が始まるような気がする。

 



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書籍紹介


  • この著書を拝読して以来、メモを取ることを意識し始めました。
    何気なく書いたメモが、後になって何かのヒントになったりするものです。

    手書きのメモは、これからも継続して行きます。



  • 「知る人ぞ知る」という存在に憧れてしまいます。

    メディアに露出している人ばかりに注目してしまいがちですが、実はそんなことはないように思わされる書籍でした。



  • 第1章の「ルール」についてが、一番参考になる内容でした。
    同じように、自分の「ルール」を定めてみました。

    定めた「ルール」通りに生活できているのか、自信はありませんが。



  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

    「こんな喫茶店が実際にあればなぁ。。。」と思ったりもしました。



  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。
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