新規事業準備

投稿日:2020年12月10日(木)

冒険力




10月初旬。

昔のことを思い出し、昔の知人にメールを送った。

昔お付き合いがあったとはいえ、あれからしばらくの時間が経過している。

懸念していたことは、覚えていてくれているかどうかだった。

 

メールを送信後、間もなく返信があった。

気持ちの良いスピードでの返信だった。

 

考えてみたら、こちらからメールを送った後、すぐに返信してくれる人は少ない。

「忙しいから」が、理由なのかもしれない。

「時間があれば、すぐに返信するのに・・・」

という考え方が成立しているのかもしれない。

 

幸か不幸か、その考え方を肯定できなくなってしまった。

「時間がないからできないという人は、時間があってもできない人。」

という考え方が身に付いてしまった。

 

6年前、当時の取引先との関係で、新規事業の一環として、色々と動いていた時期があった。

彼とは、その時に知り合い、しばらく疎遠になっていたが、幸運にも、ぼくのことを覚えていてくれた。

 

すぐにリモート会議で打ち合わせをすることになった。

リモート会議に至るまで、半日もかかっていない。

本当に気持ちの良いスピード感に嬉しい限りだった。

 

あれから6年。

お互い、状況は変化していたが、お互いにとって良い環境であることを実感した。

 

「利害関係」

という単語で片付けるつもりはないが、お互いにとって「Win-Win」の関係を築く好機と解釈できた。

まずは、相手の「利」に焦点を当てることにした。

彼の「利」を探求することにより、自分自身の「利」を得ることができるという確信があった。

「彼が、こちらに求めること全てを満たすべく、アクションを起こしてみよう!!」

そんな気持ちに落ち着くまで、時間がかからなかった。

 

あれから2カ月弱が経過した。

毎日のようにメールのやり取りがあり、毎日のように打ち合わせを行っている。

人間関係構築のために必要なのは、「共有する時間の長さ」なのかもしれない。

やり取りの中で、距離が縮まっていることを実感できている。

嬉しい限りである。

 

この2カ月、バタバタした毎日が続いている。

このバタバタ感が、良い方へ導いてくれているような気がする。

他に片付けなければならない仕事も、時短を意識しながら進めることができているような気がする。

 

この流れのまま、今年を終えたいと思っている。

来年の今頃、どんなことを思い、考え、感じながら、どんな風に過ごしているのだろか。

 

来年の今頃を楽しみにしながらも、今、集中すべきことに集中していこうと思っている。

 



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書籍紹介


  • 気持ちに波を感じる際、この本に目を通すことにしております。
    気休めだとしても、気持ちを穏かにすることができます。

    有り難く感じることが、沢山書かれている書籍です。



  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

    「こんな喫茶店が実際にあればなぁ。。。」と思ったりもしました。



  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

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  • 第1章の「ルール」についてが、一番参考になる内容でした。
    同じように、自分の「ルール」を定めてみました。

    定めた「ルール」通りに生活できているのか、自信はありませんが。
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