投稿日:2021年01月06日(水)
統率力
7年前に遡ります。
ソフトウェア開発のアウトソースを目的に、海外法人とのやり取りを行っておりました。
どのようなキーワードで検索をしたかは忘れてしまいましたが、検索エンジンを介して、複数のソフトウェア開発会社とコンタクトを取りました。
メールでのやり取りが続くと、必然的に会って話をしようという流れになります。
地理的に会うのが難しい場合、リモートでの打ち合わせを打診します。
今では、複数のリモート会議システムが、サービスとして提供されておりますが、当時は、数えるほどでした。
その中でも、当時一番の知名度だったステムを利用して、リモート会議を行っておりました。
直接会うことなく、リモートでの打ち合わせを通して、プロジェクトが進んでいくことが当たり前になるのだろうか。
半信半疑でしたが、そんな時代が訪れる予感はありました。。。
「リモートで打ち合わせをしませんか?」
最近、よく耳にするフレーズだと思う。
実際、僕も同じフレーズを頻繁に使用している。
猫も杓子も・・・という時代になったことを実感する。
リモート会議を打診して、お断りされることは、ほとんどない。
むしろ、用を足すことができるなら、お互いにとってメリットがある。
「人間万事塞翁が馬」
は、表現として誤っているかもしれないが、敢えて使ってみる。
昨年のネガティブな出来事のお陰で、プラスに転じた事象の一つだと確信している。
7年前から、普通に利用してきたリモートサービス。
僕にとっては、特段真新しい感じはしなかった。
時代の変化に伴い、新しいが流れを出来上がったのだろう。
時代の流れに敢えて逆らう必要がないことを実感してもいる。
「最先端」と言えるほど、先を進んでいるとは思わないが、ある程度、今後の流れをイメージできたりはしている。
勿論、そのイメージ通りに進んで行くかどうかは、現時点ではわかりかねる。
「次は、どんなことが、新たな常識に変わるのだろう。」
「新しく変わるのであれば、いつなのだろう。」
そんなことを考えている。
対人コミュニケーションを通して、色々なことをヒントとして頂戴している。
「多分、こうなっていくだろう。」
そのイメージを基に、ビジネスを考えている。
お陰様で、一緒にアクションを起こす仲間にも恵まれている。
過去何年もの間、無理矢理、世の中の流れに合わせながら、生活してきた。
世の中の流れには、逆らうつもりはないが、ある程度先を見ながら、流れに沿って進んで行こうと思う。
「人とは、会って話すのが当たり前。」という「当たり前」に変化が起こった。
「リモート会議で用が足りる。」という「当たり前」に変化した。
今までの「当たり前」を否定するつもりはないが、他にもたくさん、良い方法があることだけは、忘れないようにして行こうと思う。