投稿日:2021年01月08日(金)
分解力
再び、緊急事態宣言が発令されました。
昨年の今ごろは、何も変わらない日常を過ごしておりましたが、1年の間に、様々なことに変化が起きました。
起こってきた変化は、良し悪し両方なのでしょう。
「問題解決」と「問題対処」の違いについて、長い間考えてきました。
自分なりにスッキリする回答を導き出すことができなかったために、考え続けていたような気がします。
何か問題が起きたとき、必ずやらなければいけないのは、「問題解決」であるとの確信があります。
本質的なポイントを見つけ、そのポイントを処理すること。
問題解決を行う際、必要なプロセスであると考えております。
問題を解決するためには、様々な能力を必要とすることも、実感しております。
自分一人で解決できることであれば、比較的簡単ではありますが、多くの人が関係する問題については、難儀なのかもしれませんが。。。
「声なき声が聞こえる」
今まで聞こえたことはないのは、残念ではあるが、この表現は、「サイレント・マジョリティー」という単語で、置き換えられることもある。
「サイレント・マジョリティー」の対義語は、「ノイジー・マイノリティー」とのこと。
ノイジーな声に対してのアクションを「問題対処」と捉えている。
「民主主義国家においては、自由、平等を主張する権利がある。」
多分、それが彼ら、彼女らの大義名分なのだろう。
ニュースを見ていると、流れている情報の9割は、ネガティブな内容であると感じている。
ネガティブな話題であるとわかった瞬間、チャンネルを変えることにしている。
去年は、特にネガティブな話題が多かったように思う。
情報操作が行われているのだろうか。
何かの目的があるようにしか思えないことがある。
いずれにしても、情報を鵜呑みにするのは、スマートではないと考えている。
そんなスタンスで、色々なことを見るようになった。
できるだけ、俯瞰して、色々なことを見るようにしている。
少し引いたところから見ると、全く違った印象を持つことを実感した。
「えっ??本当にそうなの?」
という疑問を抱くことが、ほとんどである。
物事を決断するとき、ノイズに右往左往してしまうのが、人間の性なのだろうか。
声なき声は、聞こえてこないのだろうか。
「ノイズ」に右往左往すること。紛れもなく、「問題対処」であるとの確信がある。
ある問題に対処できても、別の問題に直面する。
そこでまた対処できたとしても、新たな問題が。。。
問題が解決されることはないのだろう。
対処ではなく、解決を目指して、精進していこうと思わされた。
緊急事態になり、改めて、そんなことを思わされた。