あらゆることは、・・・

投稿日:2021年01月14日(木)

戦闘力




「あらゆることは、すでにほとんど人によって考えつくされている。しかし大事なことは、それを自分で考えてみることである。」

ドイツの詩人 ゲーテの格言です。

 

ITを活用することにより、様々なサービス提供が容易に行えるようになりました。

世の中を変えるようなサービスに発展するものも少なくないように思います。

 

今年に入ってから、色々なことを考えさせられる機会に恵まれております。

「すでにほとんど人によって考えつくされている」ような、「あらゆること」を考えさせられます。

 

それらのことを考えているとき、多分、客観的に考えている場合がほとんどのような気がします。

が、それらのことは、主観的に考える必要があるのかもしれません。

 

「自分だったら、こうするだろう。こうはしないだろう。」

そんな風に考えることにより、当事者意識の中で、物事をとらえることができるような気がしておりますが。。。

 

バズワードにより、騙されてしまうことがある。

流行りの言葉には、影響力があるのだろう。

何となく違和感を覚えながらも、疑う余地をなくしてしまう。

 

世の中、様々な人たちが、様々なサービスを提供している。

そのほとんどは、成長した後に知る企業のサービスばかり。

それらの企業の創業間もないころを知る術はないのかもしれない。

 

レイトマジョリティという用語を知ったとき思った。

ほとんどに人は、レイトマジョリティに属する。

批判的、懐疑的な見方をする人が多い。

新しいアイディアを思い付いても、ほとんどの人が、反対するのと同じような感覚で捉えている。

 

巷に転がっていそうなアイディアだとしても、自分自身でしっかりと考えることができるのか。

ほとんどの人は考えない。

が、ごく少数の人たちは、自分で考えるのだろう。

自分で考えるごく少数の人により、新たなサービスが生まれるのだろう。

 

ほとんどの人は、傍観者として、目の前にあるものを批判的、懐疑的に捉える。

自分で考えることなく、他人事として捉える。

当事者にとっては、傍迷惑な話でしかない。

 

仮に、ほとんどの人によって考えつくされていることだとしても、自分で考えることにより、他の人とは違う視点で捉えることができると感じている。

 

その違う視点により生まれるものが、オリジナリティだったりするのではないだろうか。

どのようなことでも、自分自身で考えてみる。

それによって、想像すらしていなかった閃き、気付きに巡り合うことができる場合がある。

 

自分には関係ないと考えるのか、何か自分に関係があるのではと考えるのか。

どのように考えるか次第のように感じている。

 



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