好きなことをする自由が・・・

投稿日:2021年02月09日(火)

表顕力




「好きなことをする自由があるとき、人はたいてい互いの真似をしあう。」

アメリカの哲学者 エリック・ホッファーの格言です。

 

ルーティンワークを無駄なく処理することを意識しながらの毎日を過ごしております。

できるだけ短時間で終えることができるよう、仕組みづくりなどを行いながら、試行錯誤を繰り返しております。

 

それぞれの作業に慣れてくると、別のルーティンを加えるなど、生産性向上を目指して、新しいことを始めたりもします。

 

好きなことをするための「フリータイム」を設けております。

できれば、時間帯を同じにしたいのですが、前後の予定次第になってしまうこともあり、決まった時間に取ることが、難しい状況ではあります。

 

フリータイムは、何をしても良い時間として捉えておりますので、趣味のための時間を過ごすことがほとんどです。

オリジナリティのある時間の過ごし方ができているのか。

甚だ不安ではありますが。。。

 

昔から興味がありながら、始めることをせず、長い間過ごしてきた。

興味があるが故に、意識的に遠ざけてきたような気もする。

 

時々、お店に行って、商品を眺めたりすることはあった。

眺めるだけで終わっていた。

手に取ってみようとも思わなかった。

 

ある日、そんな奇行に疑問を感じた。

「興味があるのに、どうして始めようと思わないのだろう?」

そんな疑問を感じた瞬間、購入を決意した。

 

間もなく商品が届いた。

「昔取った杵柄」

何十年も前の話ではあるが、独学で少しだけ練習していた時期があり、少しは覚えているだろうと思っていた。

 

実際に商品に触れ、遊んでみた。

全くではないが、指が動かないことに気付いた。

「昔はもっと上手かったような気がするけど。。。」

落胆に似た感情を持ちながら、とにかく遊び続けていた。

 

脳裏をよぎるのは、昔のこと。

一人で練習していたころを思い出した。

 

当時はなかった動画配信サイトで、練習方法などを学んだ。

「とにかく、教わった通りに教わったことを続けてみよう。」

そんな気持ちで始めてから、2年が経過した。

 

今でも毎日遊んでいる。

が、やっていることは、基本中の基本を繰り返すことに徹するのみ。

それでも、指は動くようになった。

勘違い半分ではあるが、キレイな音を出すことができるようになってきている。

 

改めて始めて良かったと思うことがある。

「趣味はギターです。」

と言えるようになったこと。

人に聴かせるほどのレベルではないかもしれないが、堂々と言えるようになった。

 

短時間ではあるが、毎日練習をしている。

指を動かすためのトレーニングというニュアンスで、練習している。

 

動画サイトを介して、「人の真似」をしているだけではあるが、自由な時間を有意義に過ごせている実感がある。

 



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