常識で考えることが・・・

投稿日:2021年02月27日(土)

戦闘力




「常識で考えることがいかに不合理かを肝に銘じよう。常識とは多数派の理論にすぎない。」

日本の実業家 三木谷浩史氏の名言です。

 

世の中の常識は、いつも手強いものです。

そんな風に感じさせられる常識が、多々あるように思います。

 

「普通はこうだから。」

「普通はそうしない。」

「そんなのは、非常識だ。」

そんな意見に対して、「どうしてですか?」

と問い返してみることがあります。

 

高い確率で、

「だって。。。」

「いやぁ。。。そのぉ。。。」

明確な回答を得ることができません。

 

そんなことを繰り返していくうちに、「いわゆる常識」というカテゴリを作り、違和感がある事象については、そのカテゴリに含めるようになりました。

 

「多分、そういうことだろう。そうであれば。。。」

そんな風に、次のアクションを考えたりするようになりました。

ときに、「いわゆる常識」とは、世の中の問題ではなく、その相手本人が、本人の常識に基づいて、「いわゆる常識」を定義していることの方が多いような気がしておりますが。。。

 

「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」

乗る前に馬を判断したり、添う前に人を判断したりする人がほとんどのように思う。

「人は見た目が9割」

という書籍が、全てを物語っている。

 

余談ではあるが、最近、確信していることがある。

「人は、9割の見た目を形成する中身が10割」

が正解であると確信している。

 

Getting back to the subject…

「利他の精神」

ここ数年、とても大切にしながら、いつも意識している。

万人が、「当たり前」と思っていることである断言したい。

「利他の精神」を持つことは、生きて行く上での「常識」であると信じたい。

 

が、その「常識」は、言葉の意味についてのみであり、行動に移している人はどれだけいるのだろう。

行動に移すことまでは、「常識」として捉えられていないということなのだろうか。

 

少し俯瞰して考えてみると、違和感を覚えることが多々ある。

「全うなこと」を書いている文章。

「全うなこと」を言っているスピーチ。

どれも、いわゆる「常識」として括って良いと考える。

 

が、「言うは易く行うは難し」なのだろう。

「行うは難し」故に、「行えなくてもしょうがない。」という解釈も「常識」として括られてしまうのだろうか。

 

違和感を覚えるか否かは、書いている人、言っている人の人間性次第のような気がしている。

偉人の格言、名言が、心に響くのは、そういうことなのではないだろうか。

 

巷に転がっている「常識」は、結構な割合で、理に適っていないことがある。

理に適っていないと感じたとき、どのようなアクションを起こすのか。

それが問われているような気がしている。

 

この名言により、少なくとも、「自分自身の中」で説明できないことを、「常識」として捉えることに疑問を持ち続けて行かなければ、と思わされた。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 交渉で大切なスタンスのようなものを学べました。
    交渉に臨む前の「準備」の大切さを痛感し、最終的には、こちらの望む方向へ導けるかどうか。

    参考にすべく要素を沢山得ることができました。



  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。



  • 様々な著名人へのインタビューから、参考にすべくことが沢山ありました。
    気にしなくても良いことを気にしまっている自分を認識することができました。

    結局、皆同じことをお話されているようにも感じました。



  • 今取り組んでいる仕事をどのように楽しくするかを考えながら、仕事に対するスタンスを改めようと思わされました。

    天命に逆らうことなく、精進を続けて行こうという気持ちになれました。



  • 中小企業が、どのように隆盛を極めるべきか。
    メンタルブロックを外す上で、絶対に理解していなければならない内容です。

    「行動」を促してくれる書籍です。
最近の投稿記事
  • オンラインセミナー

    投稿日:2020年07月15日(水)

    非常事態宣言が発令されて以降、様々な「変化」を目の当たりにしております。 嬉しく思える「変化」の数々を目の当たりにしております。   それでも、宣言の解除後、宣言発令前の日常に戻っている場面にも触れております。 […]


    本文を読む

  • 代表的ロールモデル(4)

    投稿日:2020年01月03日(金)

    最近、起業家の間でよく耳にする「ゼロイチ」という単語。 多分、氏の著書「Zero to One」から来たものではないかと思っております。 氏は、現在、投資家としてご活躍されていますが、ネット上の電子決済サービスを提供する […]


    本文を読む

  • 好きなことをする自由が・・・

    投稿日:2021年02月09日(火)

    「好きなことをする自由があるとき、人はたいてい互いの真似をしあう。」 アメリカの哲学者 エリック・ホッファーの格言です。   ルーティンワークを無駄なく処理することを意識しながらの毎日を過ごしております。 でき […]


    本文を読む