投稿日:2021年03月04日(木)
表顕力
「人の精神は目にあらわれる。だから、人を見る時には、目を見ることが大切」
幕末の思想家 吉田松陰の名言です。
最近は、街を歩いていると、マスクを着用した人たちがほとんどである光景にも慣れてきました。
今や、マスクはファッションアイテムとなり、様々なデザインのマスクを拝見する機会に恵まれるようになりました。
何度も洗って再利用できるマスクと使い捨てのマスク。
どちらの方が、コスパが良いのでしょうか。
コスパよりも、衛生面での違いがあるのでしょうか。
この騒動が起こる前には、全く考えもしなかったことを考える好機となったような気もしております。
DNAにより、人間の身体は、ある程度決まってしまっているのでしょうか。
美男・美女は、生まれた瞬間に決まっているのでしょうか。
最近、ふと、そんなことを考えたりすることがあるのですが。。。
「目は口ほどに物を言う」
諺から学ぶことは多い。
余計なことを言わなくても、何かが伝わっていることがある。
目で伝えているのかもしれない。
無意識ではあるが、誰もが、眼力によって何かを伝えているような気がする。
人とコミュニケーションを取る際、直接目を見ない方が良いという話を聞いたことがある。
鼻や眉毛の辺りを見ながら話すと、相手に緊張感を与えずに済むというような理由だったと思う。
それ以前に、相手の目を見て会話を出来ない人が多いことに気付く。
自分自身が感じることであるので、僕自身が、目を逸らさせるような何か原因があるのかもしれないが。
「相手の目を見て挨拶する。」
どこかのセミナーで学んだことを覚えている。
逆に考えると、挨拶をするとき、相手の目を見ていない人が多いという解釈も可能なのではないだろうか。
マスク着用が当たり前になり、相手の目に焦点を合わせることが当たり前になった。
マスクで隠れている部分は、焦点を当てたくても当てることができないことから派生したものなのかもしれないが。
目は、色々なことを伝えてくれる。
逆に、自分も伝えているのだろう。
ときどき、ズルい目をした人にお目にかかることがある。
ズルい目と判断してしまう理由が、ハッキリしていないのは、残念ではある。
ズルい目の人の職業を伺って、腑に落ちることがある。
詳細は、割愛するが、ズルい目の人に共通するものがあったりする。
お陰様で、最近は、逆の場合が多くなってきている。
心地よく感じさせてくれる目がある。
安心感に似た気持ちを与えてくれる目がある。
相手の目だけで、相手を判断することは不可能であると思っている。
それでも、相手を判断する材料を、目から拾うことができると確信している。
この名言により、「自分の精神をあらわしている自分の目」は、相手にどのように映っているのかを意識していかなければと思わされた。
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