Be daring, Be first, Be different

投稿日:2021年03月07日(日)

戦闘力




「Be daring, Be first, Be different」

アメリカの実業家 レイ・クロックの名言です。

 

この名言に感銘を受けた日本の実業家は、少なくないようです。

「Be first, Be different」

の2つについては、色々なところで目にしたり耳に入ってくるのですが、最初の「Be daring」について、理解できていなかったような気がしております。

 

以前、ハンバーガーチェーンを題材にした映画を視聴致しました。

とても面白い内容でしたので、その後、レイ・クロック氏について調べたりもしました。

 

レイ・クロック氏には、他にも沢山、名言があるのですが、この名言が、一番有難いものであるような気がしております。

この3つを意識するだけで、他とは全く違う方向に進むことができるような気がしておりますが。。。

 

「競争するな独占せよ」

「群集心理を避けよ」

異口同音である。

要するに、「Be different」ということだろう。

 

「すぐやる」

「スピード!!スピード!!スピード!!」

これもまた、異口同音である。

要するに、「Be first」ということだろう。

 

「Be daring」

「大胆」という意味でもあるが、「勇気を持って」と訳されているようだ。

「大胆」や「勇気を持って」の意味が、完全に理解できていなかったような気がする。

「daring」を「無鉄砲」、「向こう見ず」そんな意味で解釈するのは、間違っていることはわかる。

 

しばらくの間、「大胆」と「勇気を持つ」の共通点はないだろうかと悩み続けていたのかもしれない。

最近、ふとしたことから、「大胆」の意味に触れることができたような。。。

 

「自信を持つ」という意味ではないだろうか。

自信の有無により、「勇気」の度合いが変わってくる。

「大胆さ」にも影響を与える。

 

自信を持って起こすアクションには、全て「大胆さ」や「勇気」が備わっているのではないだろうか。

逆に、自信がない場合、その自信のなさが、どこかに影響する。

無意識に卑屈になったり、無意識に引き気味になったり。。。

 

何の根拠もなく、「自信を持つ」ことは、ほぼ不可能。

それでも、多くの偉人は、「自分自身を信じろ!!」という類のメッセージを発信している。

 

「スピード感がある中で、他と違うことをしている」という実感。

「Be first, Be different」を体現できているという実感があるならば、すでに、「Be daring」で行動できているのではないだろうか。

 

僭越ではあるが、

「Be daring, Be first, Be different」とは、3つの要素で構成されているのではなく、1つの要素を目的とした2つの要素で構成されているような気がする。

 

「Be first, Be different to be daring」

(勇気を持つために、誰よりも先に、人と違ったことをする)

 

この名言により、「勇気を持つ」ことの意味を改めて考えさせられた。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 様々な著名人へのインタビューから、参考にすべくことが沢山ありました。
    気にしなくても良いことを気にしまっている自分を認識することができました。

    結局、皆同じことをお話されているようにも感じました。



  • 面白い書籍でした。
    参考になることが、沢山書かれていました。

    毎日、書籍の中の参考になる考え方などを意識して生活しております。



  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。



  • 第1章の「ルール」についてが、一番参考になる内容でした。
    同じように、自分の「ルール」を定めてみました。

    定めた「ルール」通りに生活できているのか、自信はありませんが。



  • この著書を拝読して以来、メモを取ることを意識し始めました。
    何気なく書いたメモが、後になって何かのヒントになったりするものです。

    手書きのメモは、これからも継続して行きます。
最近の投稿記事
  • 問題の分析によって解決案が・・・

    投稿日:2021年02月26日(金)

    「問題の分析によって解決案が一つしか見つからなければ、その解決案は先入観に理屈をつけたにすぎないものと疑うべきである」 オーストリアの経営学者 ピーター・ドラッカーの名言です。   物事を断定的に捉える人が多い […]


    本文を読む

  • スピード感

    投稿日:2020年10月02日(金)

    【 自己分析のための過去回帰。「進むべく未来」の先にある「約束の地」へ・・・ 】   「先延ばし」を回避するために、できるだけすぐに対応をすることを心掛けております。 郵便物は、すぐに開封して、必要なければ捨て […]


    本文を読む

  • 人間の価値は、絶望的な敗北に直面して、いかにふるまうかにかかっている

    投稿日:2021年04月27日(火)

    「人間の価値は、絶望的な敗北に直面して、いかにふるまうかにかかっている。」 アメリカの作家 ヘミングウェイの格言です。   毎日の生活の中で、少なからず「絶望感」を味わう出来事が起こるものであると諦めております […]


    本文を読む