事実というものは存在・・・

投稿日:2021年03月12日(金)

冒険力




「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである」

ドイツの哲学者 ニーチェの名言です。

 

毎日、身の回りで、様々なことが起こり、起こる全てを「事実」として「解釈」しながら、生活しております。

その「事実」が、ポジティブなことであるならば、ポジティブに「解釈」するのは容易なことかもしれません。

 

厄介なのは、逆の場合ではないでしょうか。

ネガティブな出来事は、そのままネガティブに「解釈」してしまう傾向があります。

その「解釈」が、間違いなのかもしれません。

 

ネガティブな出来事が続くと、

「このままネガティブが出来事が続きそう。。。」

そんなネガティブな感情が、増幅していくような。

ネガティブなスパイラルに陥るのかもしれません。

 

どのような出来事に対しても、ポジティブに「解釈」する習慣が、ポジティブのみに解釈できる「事実」に恵まれるような気がしておりますが。。。

 

「私は失敗したことがない。 ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」

発明家 エジソンの有名な名言。

最近、この名言について考えることがある。

 

上手くいかない方法を見つけ続けながら、気が滅入ることはなかったのだろうか。

1000回目くらいで、「もう無理だ。。。」という気持ちにはならなかったのだろうか。

2000回目くらいで、3000回目くらいで。。。

 

「うまく行かない」という「事実」を、どのように「解釈」していたのだろうか。

「必ずうまく行く!!」という「解釈」だけで、続けることができたのだろうか。

 

本人に尋ねる以外に方法はないが、その時々の心境を知りたくなったるする。

そもそも、10000回トライしたとしても、成功できる保証のない中での挑戦。

何処かの段階で、「もう無理だ!」という「解釈」に至る筈。

 

「うまく行かなかった」という結果に何かが含まれているような気がしている。

・うまく行かない理由

・前提としている条件

・改善の余地

・前進しているという実感

そのようなものが、モティベーション維持を可能させているような気もする。

いずれにしても、10000回挑戦した本人にしかわからないことだと思う。

 

うまく行くという「事実」を求めての「解釈」が続く限り、「うまく行った!」という「事実」を額面通り、「うまく行った!」と解釈できる瞬間があるのかもしれない。

 

この名言により、「うまく行かない方法」という「解釈」は、間違いなのでは?と思わされた。

 



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