今いるところで、今持っているもので、あなたが出来ることをやりなさい

投稿日:2021年04月05日(月)

戦闘力




「今いるところで、今持っているもので、あなたが出来ることをやりなさい。」

アメリカの歴代大統領 セオドア・ルーズベルトの名言です。

 

人は皆、理想とする自分をイメージします。

その理想と現実の違いに落胆してしまい、ネガティブな感情に悩まされてしまいます。

理想とする自分との比較が続く限り、満ち足りることなく、時間だけが過ぎてしまうのかもしれません。

 

「いつになれば、俺は這い上がれるだろう」

「どこに行けば、俺は辿り着けるだろう」

昔よく聴いていた楽曲のフレーズです。

当時、共感しながら、聴いていたことを思い出します。

どうしたら良いのかがわからない時期に聴く楽曲としては、心に響くものがあります。

 

今となっては、這い上がるとき、辿り着く場所は、自分自身が決めるものであるような気がしておりますが。。。

 

何かを始めようと思ったとき、「あれをしなければ、これもしなければ。。。」と、やらなければいけないと思うことが、沢山浮かんでくる。

一つでも欠けていると、始めることすらできないと感じてしまう。

隣の芝生は青く見えたりすると、尚更、始めることを躊躇してしまう。

 

「スキル」という観点で考えると、できるできないは、誰かとの比較になるような気がする。

スキルのある人と比較すると、「スキルがない」と感じ、スキルのない人と比較すると、「スキルがある」と感じる。

相対的なものでしかない話に右往左往してしまう。

 

必ず、自分よりスキルがある人が存在する。

故に、比較で物事を考え始めると、「スキルがある!!」と自信を持つことは不可能だと思う。

 

スキルのない人と比較して、優越感に浸るのは、論外。

いずれにしても、比較で物事を考えることはナンセンスであると確信している。

 

「今いるところは、どこなのだろう」

「今持っているものは、何だろう」

それらをハッキリさせることにより、次にすべきことが見えてくる。

が、それをできる人が少ないのかもしれない。

 

現実を直視し、現実を認めることは、思いのほか、難しい作業なのかもしれない。

「今できること」に焦点を当てず、「やりたいこと」だけに焦点を当て続け、「やりたいこと」を追いかける作業に終始してしまうのかもしれない。

 

「今やれること」に集中して、「今やれること」を増やしていく過程で、「やりたいこと」が、「今やりたいこと」に変われば、理想としていたイメージに近付けるのではないのだろうか。

 

この名言により、理想を目指す上で、「今できること」をハッキリさせることを意識し続けて行こうと思わされた。

仮にできないことがあるのであれば、どのように「できること」に変えて行こうかを考えいて行こうと思わされた。

 

 



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書籍紹介


  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。



  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

    「こんな喫茶店が実際にあればなぁ。。。」と思ったりもしました。



  • 「知る人ぞ知る」という存在に憧れてしまいます。

    メディアに露出している人ばかりに注目してしまいがちですが、実はそんなことはないように思わされる書籍でした。



  • 第1章の「ルール」についてが、一番参考になる内容でした。
    同じように、自分の「ルール」を定めてみました。

    定めた「ルール」通りに生活できているのか、自信はありませんが。



  • 気持ちに波を感じる際、この本に目を通すことにしております。
    気休めだとしても、気持ちを穏かにすることができます。

    有り難く感じることが、沢山書かれている書籍です。
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