成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。肝心なのは、続ける勇気である

投稿日:2021年04月08日(木)

戦闘力




「成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。肝心なのは、続ける勇気である。」

イギリスの政治家 チャーチルの名言です。

 

仕事をしていると、「納品」が、一つの節目となります。

故に、「納品」を「あがり」と考えてしまう傾向があります。

 

1つの仕事が終われば、また別の仕事・・・

いつまで経っても終わることはないのだろうかと思ったりすることもあります。

 

「納品」という名の「あがり」をどれだけ繰り返せば、本当の「あがり」に辿り着くのでしょう。

考えてみたら、「納品=あがり」という解釈が、間違っているような気がします。

 

アスリートも同じなのではないでしょうか。

結果はどうあれ、大きな大会が終わることにより、「あがり」と考える人は皆無であると思いたいことろであります。

 

「一息つく」ことはあっても、あがったり、終わったりすることはないように感じておりますが。。。

 

仕事に限った話ではないと思う。

日々の生活の中で、どうしても「一喜一憂」してしまうことがある。

その度に、「あがり」や「終わり」などと総括していたら、身体に悪いだけのような気がしている。

 

何かを始めて、続けているうちに、始めたころのやり方とは違うやり方を試すようになる。

やり続ければ続けるほど、内容に変化を感じることができるようになる。

 

「続ける」というより、「より良くする」というスタンスで、物事を考える方が、無理がかからないのではないだろうか。

 

一昔前は、「定年退職」が、ある意味で「あがり」だったのかもしれない。

しかし、多分、今現在は、そのような価値観が薄れてきていると考えたい。

 

日々の生活が、同じようなことの繰り返しに感じていたとしても、全く違う時間が流れていることに気付く。

昨日やったことを今日やるだけでも、昨日と今日では、色々な違いが存在する。

昨日よりも良くなっているが故の「違い」なのか、昨日よりも悪くなっているが故の「違い」なのか。

いずれにしても、昨日とは違う。

 

その「違い」を実感するために、昨日と同じことをしているのかもしれない。

必然的に、昨日の成功よりもより大きな成功を求めて今日を迎える。

必然的に、昨日の失敗を教訓に、成功を求めて今日を迎える。

必然的に、「あがり」も「おわり」の存在しないことに気付ける。

 

日々の生活を単調に感じるのであれば、何か少しでも変化を求めて動いてみれば良いだけの話ではないだろうか。

「変化を求める勇気」は、気付いたら「続ける勇気」に変わっているような気がする。

 

この名言により、世の中には、「あがり」と思えるような「成功」も、「終わり」と思わされるような「失敗」も存在しないのだと思わされた。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 今取り組んでいる仕事をどのように楽しくするかを考えながら、仕事に対するスタンスを改めようと思わされました。

    天命に逆らうことなく、精進を続けて行こうという気持ちになれました。



  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

    「こんな喫茶店が実際にあればなぁ。。。」と思ったりもしました。



  • 最近、仕事をしていて感じることが多々あります。
    その疑問のような感覚を解決してくれる書籍でした。

    余計なことを考える必要はないことを教わった気がしております。



  • 気持ちに波を感じる際、この本に目を通すことにしております。
    気休めだとしても、気持ちを穏かにすることができます。

    有り難く感じることが、沢山書かれている書籍です。



  • 第1章の「ルール」についてが、一番参考になる内容でした。
    同じように、自分の「ルール」を定めてみました。

    定めた「ルール」通りに生活できているのか、自信はありませんが。
最近の投稿記事
  • HARD WORK!!

    投稿日:2020年05月18日(月)

    多様化する世の中で、唯一画一的なものがあります。 「時間」です。 誰にも平等に与えられているものです。 これを否定する余地はないと確信しております。 画一的な「時間」の使い方については、多様的。 人により、使い方、扱い方 […]


    本文を読む

  • どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う

    投稿日:2021年05月06日(木)

    「どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う。」 日本の映画監督 小津安二郎氏の名言です。   2,3年前、頻繁にSNSを更新しておりました。 自分のブログを更新した旨をSNS […]


    本文を読む

  • Now is no time to think of・・・

    投稿日:2021年02月04日(木)

    「Now is no time to think of what you do not have. Think of what you can do with that there is.」 アメリカの作家 ヘミングウェ […]


    本文を読む