他人の利益をはかるように努めていると、苦しみの世界に行く因縁が消える

投稿日:2021年04月30日(金)

冒険力




「他人の利益をはかるように努めていると、苦しみの世界に行く因縁が消える。」

真言宗開祖 弘法大師の格言です。

 

「天国と地獄の長いスプーン」

天国と地獄を表現している有名な話があります。

 

天国も地獄も、環境はすべて同じ。

違うのは、そこにいる人たちのみ。

人の違いにより、何もかもが違ってしまうということを考えさせられる話だと思います。

 

このスプーンの話を知ってから、「人」に焦点をあてるように努めてきました。

自分のお付き合いしている人、周りにいる人を見れば、自分自身の現状を把握できると考え、「今、自分は、どこにいるのだろう。」と自問し続けてきました。

 

幼馴染。

小学校時代からの付き合い。

このような表現により、付き合いの長さを強調したりすることがあります。

 

時間の長さは、必ずしもプラスに働くとは限らないような気がしておりますが。。。

 

「損得勘定」

世の中、損か得かというものさしだけで成り立つのであれば、「他人の利益をはかるように努めること」は、愚行以外の何ものでもない。

得するためには、誰かに損をさせる必要がある。

自分が損をしたくないが故、得できるように知恵を絞る。

 

この世の話であるとは思いたくない。

が、この世の話なのだろう。

 

「世界は一つ」

皆が平和を願いながらも、願っている平和が成就することはないのだろう。

「一つの世界」の中に、「複数の世界」が存在しているが故と考えて良いと思っている。

 

「複数の世界」が存在しながらも、自分が生きている世界は、一つしか存在しないと考えている。

どの世界で生きているかは、自分自身の問題でしかない。

他人の影響を受けたとしても、自分自身が受けた結果であり、他人の問題ではない。

 

自分の周りを見渡すと、自分のいる世界を認識できると確信している。

自分の周りに「損得勘定」むき出しの輩が多いと感じるのであれば、自分自身が、そのような世界に身を置いているのだろう。

他でもない、「自分自身」が、「損得勘定」むき出しで生きていること以外に理由はない。

 

そんな世界を望まないのであれば、自分自身で何とかする以外に方法はない。

まずは、「他人の利益をはかるように努める」ことから始めるのも一つの方法であると感じている。

 

周りが「他人の利益をはかるように努めている」人たちで溢れ出したとき、前にいた世界とは別の世界に身を置いていると考えて良いのではないだろうか。

 

「他人の利益をはかるように努めている」人たちの中には、「苦しみの世界に行く因縁を消す」ことを目的にしている人たちもいるのだと思う。

多分、そのような人たちは、何か、ちょっとしたタイミングで、相手に「不自然さ」を感じさせるような気がする。

 

「苦しみの世界に行く因縁を消す」こと、「喜びの世界に行く権利を得る」こと、そのようなことはどうでも良いと考えている。

「他人の利益をはかるように努める」ことだけに集中して行けば良いのではないだろうか。

 

この名言により、意識していないと忘れてしまいそうな「利他の精神」を改めて考えることができたような気がする。

 



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