仲買人

投稿日:2019年12月20日(金)

戦闘力




あえて「仲買人」という表現を使用いたします。

今に至るまで、仲買人の方々との接点が少なからずありました。

もしかしたら、太陽光事業者も、この中に含まれるのかもしれません。

 

自分に「営業力がない。」と断定していたこともあり、誰かの力を借りようと考えていた時期がありました。「借りよう」という気持ちだったのか、「利用しよう」という気持ちだったのか、今現在は、「利用しよう」という気持ちだったと結論付けて、反省しております。

 

システム開発を含めた「情報技術関連の仕事」は、仕入れがないという意味で、原価0円と思われているように感じます。経費が掛からないので、気軽に作業をお願いしてくる人も少なくはありません。

 

仲買人の方々の特徴は、口が達者であることだと思っております。今考えれば。。。と思いますが、当時、嗅覚など感性の部分が鈍かったことが、何よりの問題だと解釈しております。

 

そんな仲買人からのご提案で、「勤怠管理システム」の構築を始めました。

「知人に紹介して売るから、とりあえず作れないか?」と言われ、とりあえず形にしたのがそもそもの始まりでした。業種だけでなく、その会社のやり方などを含めると、同じ形の会社は存在せず、それぞれユニークなルールに基づいて、従業員の労働時間を管理していることがわかりました。

 

初期の段階で、クライアントのイメージする形にカスタマイズし、本稼働後は、「サーバ使用料」という名目で、月額をお支払いいただくという仕組みで販促を行っていきました。

仲買人という仕事は、余り儲からないと感じると、何もなかったかのように引いていくことを学びました。結局、自分で売る作業を行い、全盛期は、20法人ほどに利用いただいておりました。

 

そのような仲買人の方々と打ち合わせをしているとき、ふと思い付いたことがありました。詳細は、割愛致しますが、「FOOTBALL」の開発でした。

 

これは、勤怠管理システムを応用した形で開発したもので、現在も弊社の商品として販売を続けております。詳細は、改めて記事にしようと思っております。

 

2014年の海外視察を境に、状況が一変していきます。

何度も出しております「仲買人」の方々のお陰で、理解できたことがあります。

 

「だまされて人間がわかる 失敗して世間がわかる 悲しんで幸せがわかる」

という禅語を有難く感じております。

 

仲買人の方々からの学びにより、最近は、そのような方々との接点はありませんでしたが、先月、久しぶりにそのような方にお会いしました。

「人間をわかるまでには、まだまだ時間がかかるのかなぁ。。。」と思いながらも、自分を憂うことなく、新鮮な気持ちで過ごせております。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 交渉で大切なスタンスのようなものを学べました。
    交渉に臨む前の「準備」の大切さを痛感し、最終的には、こちらの望む方向へ導けるかどうか。

    参考にすべく要素を沢山得ることができました。



  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。



  • 様々な著名人へのインタビューから、参考にすべくことが沢山ありました。
    気にしなくても良いことを気にしまっている自分を認識することができました。

    結局、皆同じことをお話されているようにも感じました。



  • 第1章の「ルール」についてが、一番参考になる内容でした。
    同じように、自分の「ルール」を定めてみました。

    定めた「ルール」通りに生活できているのか、自信はありませんが。



  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

    「こんな喫茶店が実際にあればなぁ。。。」と思ったりもしました。
最近の投稿記事
  • 菩提寺

    投稿日:2020年01月19日(日)

    10年以上前、親戚に誘われて、「新興宗教」の活動に精を出していたことがあります。 前向きに活動していた理由は、「言っていることが、間違いなく正しいと思えた」からです。   活動内容は、「おカネを出す」か、「身体 […]


    本文を読む

  • ミッション・ビジョン・バリュー

    投稿日:2020年09月22日(火)

    【過去回帰により、進むべく未来へのベクトルを定め、その先にある「約束の地」へ・・・】   途中まで読んでいた本の存在に気付きました。 読了していなかったことに気付きました。 折角気付けたので、最後まで読むことに […]


    本文を読む

  • 英国紳士 – ホスピタリティ

    投稿日:2020年06月03日(水)

    政治家とキャスターの結婚を「おもてなし婚」と騒がれていました。 僕は、それを聞いて、「政略結婚」っていうこと?と思いました。 何故なら、「表(おもて)がない結婚=裏がある結婚」では? 上記内容、冗談として成立することを願 […]


    本文を読む