2005年2月5日

投稿日:2020年02月05日(水)

表顕力




15年前の今日は、大雪でした。

悪天候のため、飛行機が空港に着陸できないほどの大雪でした。

 

2005年2月4日、大西洋に面した大都会での最後の日を迎えておりました。

4日の朝、成田行きの飛行機に搭乗するため、「ターミナル7」に向かうリムジンの中で。

 

「必ず(アメリカへ)戻ってきます。そのために、一度(日本へ)戻ります。」

 

車中から見慣れた景色を眺めながら、ここで過ごした5年を懐かしく思うと同時に、これから新しい人生を歩もうという強い気持ちを抱いていたことを思い出しました。

 

普段使用していた食器や、アメリカでしか手に入らないと思った小物など、住み慣れた街での思い出と一緒に、日本へ郵送しました。

船便で送ったため、忘れたころに到着したことを覚えております。

 

それでも、荷物が沢山ありました。

手荷物として、機内に持ち込めるだけの荷物を持ち、日本へ向かいました。

 

日本までの13時間は、とても短く感じました。

当時は、喫煙していなかったため、それも短く感じさせてくれた理由なのかもしれません。

 

どこでもらったかは覚えていないのですが、「フライトスケジュール」を持ち帰ってきました。

昨年、断捨離を行っている際、束になった「フライスケジュール」が出てきました。

持ち帰った理由は、今でも覚えております。多分・・・

 

この5年間、何度か一時帰国しておりましたが、今回は、やはり今までとは違う気持ちでした。

空港に到着し、入国手続きをするまでの間は、特段、違いを感じることはありませんでした。

 

が、入国後。

 

「しばらく、入国も出国もないだろうな。。。でも、必ず戻ると決めているのだから。いつになるかわからないけど。。。」

 

「これからの自分の人生、寿命が訪れるまでをアメリカで過ごそう。」と決めてから5年。

一度日本に戻ると決断したことで、「寿命が・・・」の話は何処に行ったのだろう。。。という気持ちもあったようにも思います。

今考えても、「アメリカで一生過ごす」ことは、必ずしも「自分らしい」ことではなかったような。。。

 

僕の中に、「英語を話せる日本人」か「日本語を話せるアメリカ人」の二者択一という考え方がありました。

後者で生きて行きたいという願望がありましたが、如何せん、「日本語を話せる、英語が中途半端なアメリカ人」にしかなれないという諦めが。。。

今考えれば、無意味な諦めでした。。。

 

いずれにしても、日本に戻ることを決断し、場所も地方都市を選択。

色々な想いを基に導き出した解答を「正解」にしたいという気持ちだけは、本当の気持ちだった気がします。

 

成田からの乗り換えの飛行機までは、少し時間がありましたが、手荷物の量がハンパなかったため、動き回ることをせず、座りながらボーっとしていたような。。。

 

搭乗前、「目的地は大雪のため、場合によっては、成田に引き返す可能性があります。」というアナウンス。

全く気にもせずに搭乗しました。

 

間もなくシートベルトサインが点灯しそうな頃、

「当機は、悪天候のため、函館空港に着陸いたします。」

生まれて初めての出来事でした。

 

函館空港からは、JRに乗り換え、陸路で札幌を目指しました。

幸先良いのか悪いのか。。。

 

「想定外が、これから沢山起こるよ!!」

 

今考えると、生まれて初めての出来事からのメッセージだったのかもしれません。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 交渉で大切なスタンスのようなものを学べました。
    交渉に臨む前の「準備」の大切さを痛感し、最終的には、こちらの望む方向へ導けるかどうか。

    参考にすべく要素を沢山得ることができました。



  • 気持ちに波を感じる際、この本に目を通すことにしております。
    気休めだとしても、気持ちを穏かにすることができます。

    有り難く感じることが、沢山書かれている書籍です。



  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

    「こんな喫茶店が実際にあればなぁ。。。」と思ったりもしました。



  • 面白い書籍でした。
    参考になることが、沢山書かれていました。

    毎日、書籍の中の参考になる考え方などを意識して生活しております。



  • 「知る人ぞ知る」という存在に憧れてしまいます。

    メディアに露出している人ばかりに注目してしまいがちですが、実はそんなことはないように思わされる書籍でした。
最近の投稿記事
  • Quality, Value, Convenience

    投稿日:2019年12月04日(水)

    英語のヒアリングの訓練の一環で、ケーブルテレビを意識的に見ていた時期がありました。 CNNなどのニュース番組も見ていましたが、政治、経済など単語を知らないと理解できない内容が多いため、別の方法を探しておりました。 &nb […]


    本文を読む

  • 試練に直面する中小企業

    投稿日:2020年01月07日(火)

    変革の時代を迎え、我々は、「VUCA(ブーカ)」の世界にいます。 「釈迦に説法」で恐縮ですが、「VUCA」とは、「Volatility(変動性)」、「Uncertainty(不確実性)」、「Complexity(複雑性) […]


    本文を読む

  • リモート会議

    投稿日:2021年01月06日(水)

    7年前に遡ります。 ソフトウェア開発のアウトソースを目的に、海外法人とのやり取りを行っておりました。 どのようなキーワードで検索をしたかは忘れてしまいましたが、検索エンジンを介して、複数のソフトウェア開発会社とコンタクト […]


    本文を読む