争わざるの理

投稿日:2020年02月21日(金)

戦闘力




「絶対的天地に争いはなく、相対的世界にのみ争いは生ず。」

 

合気道の教えの一つです。

最近、良くも悪くも、色々なことに達観してしまったこともあり、この理がマイブームとなっております。

 

同業他社との競争、同じようなスキルでの競争、他人との優劣、、、そのようなことを考えることが、空しく思うようになってしまいました。。。

 

善し悪しは別として、一つの考え方だと思いたいところです。

我ながら、「涅槃寂静」に向かって進んでいるのでは???と、勘違い半分ですが、思ったりします。

 

最近、「争い」を実感したのは、渋谷のスクランブル交差点を歩いているときです。

縦横無尽に歩く人たちが、他の歩行者を気にすることなく、自分が自分がという勢いで歩いている姿から、「争い」を感じました。

 

スマホ歩きをしている人は論外ですが、相当数のスマホ歩きも目にします。

周りの状況を見ながら歩いていると、「まっすぐ歩く」ことは不可能だと思うのですが、いかがでしょうか。

ちなみに、周りの歩行者の歩く方向、スピードなどを「感じながら」歩いていると、結構な体力の消耗があります。

 

いずれにしても、他を気にせず、自分のペースだけで歩ける状況ではないと思いますが、多くの人たちが、それぞれ縦横無尽に歩いている姿を見て、「争い」を感じてしまいました。

 

このような人たちが、会社の会議で、「顧客の立場で考えると・・・」などと発言しているのでしょうか。。。想像したくありませんが。

 

多分、「争わざるの理」を耳にして、「競争から逃げる。」と解釈する人がいそうですが、合気道では、そのような解釈はないようです。

 

色々な解釈があるかと思いますが、僕は当面、

「自分自身がどうあるべきか、ありたいか。」

それだけに集中していくことにします。

 

そうすることにより、「差別化」を生み出すことができ、必然的に競争する必要がなくなるという考えです。

 

このように考えるに至った理由。

一言でお伝えすることは難しそうです。

 

今日、色々な出来事から、「争わざるの理」を思い出し、気持ちをスッキリさせることができました。ということで、片付けます。

 

長い長い一日でした。。。

 



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