エース

投稿日:2020年04月09日(木)

戦闘力




「自分を確立し、自分を信じて、前に向かって進む」

2年前、知人に薦められて読んだ本に記されていた言葉です。

心から読んで良かったと思える本でした。

思いがけなく、良書に巡り合うことができ、「感動」のようなものを覚えました。

 

ダンスの先生が著した本ですが、僕自身、誰かに薦められることがなければ読まなかった本だと思います。

どのように検索しようと、書店で目に入ろうと、誰かの薦めがなければ、巡り合うことのない本だったと思います。

 

この本を読んでから、誰かに薦められるものは、全てトライすることにしております。

今までは、食わず嫌いも多く、自分の価値観を基にアクションを起こす起こさないを決めていたような気がしますが、この経験が、今までとは違う方向へ進みだすための好機となったように感じております。

 

なぜ、今更このようなことを書くか。

最近、本棚にあったその本を取り出し、改めて読んでみたことが理由です。

当時を懐かしく思いながら、この本に書いてあることを実践し始めて2年が経ち、この間の悲喜交々に感慨深い思いを抱きました。

 

毎日、起床後すぐに、その本を一章分読むようにしております。

懐かしい気持ちに浸るのではなく、改めて読んだとき、どのようなことを感じたり、思ったりするのかを確認するためです。

 

初めて読んだときは、

「本当かな??そんなことで??」

といった感覚でした。

 

今、改めて読んでみて、

「結局そうだよな。やっぱりこれで良いんだな。。」

という気持ちに変わっておりました。

 

この2年で色々なことがあったのだと思うと、これからの2年は、どのように変化していくのかが楽しみになります。

 

日本に戻ってからの自分を振り返ってみました。

必要以上に自分の考え、想いはありましたが、周りとの温度差に戸惑いながら、前に進もうとしても躊躇していた頃でした。

 

「自分を確立はしているが、自分を信じるに至れず、前に向かっているようではあるが、同時に後ろを見ながら進んでいた」当時の自分を不甲斐なく感じたり。。。

そう感じながらも、当時の自分を愛おしくも思っております。

 

この世の全ての人が、「エース」になる資質を持っています。

「エース」といっても、スポットライトを浴びる人だけが、「エース」ではなく、色々な「エース」が存在します。

その本の中で、何度も繰り返されていました。

 

自分は、どのような「エース」になりたいのか、目指しているのか、改めて考えながら、大きな「キッカケ」を与えてもらった本を読み返しております。

 

昔読んだ本に限らず、2度目3度目に読むと、前に感じたものとは違うものを感じたり、新しい気付きを得たり、色々と面白いことがあるようです。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介
最近の投稿記事
  • 年暮れぬ 笠きて草鞋・・・

    投稿日:2020年10月15日(木)

    【 自己分析のための過去回帰。「進むべく未来」の先にある「約束の地」へ・・・ 】   「年暮れぬ 笠きて草鞋 はきながら」 松尾芭蕉の句です。 「自分らしさ」で輝く。 という解釈が、書籍の中にありました。 &n […]


    本文を読む

  • Quality, Value, Convenience

    投稿日:2019年12月04日(水)

    英語のヒアリングの訓練の一環で、ケーブルテレビを意識的に見ていた時期がありました。 CNNなどのニュース番組も見ていましたが、政治、経済など単語を知らないと理解できない内容が多いため、別の方法を探しておりました。 &nb […]


    本文を読む

  • ブラックアウト

    投稿日:2019年12月13日(金)

    2003年8月14日、ニューヨーク・カナダにて、大停電が起こりました。 発生時、マンハッタンに居ましたので、直接的に影響を受けました。   勤務後、帰宅する時間になって初めて、被害の甚大さを目の当たりにします。 […]


    本文を読む