英国紳士 – 佇まい

投稿日:2020年06月02日(火)

戦闘力




数年前まで、ファッションに拘るようなことはありませんでした。

あまり興味もなく、小綺麗であれば良いという程度に考えていました。

服装だけでなく、持ち物についても同じで、「安くて良い物」を探し続けていた時期もあります。

勿論、「ブランド品」には、全くと言って良いくらい、関心がありませんでした。

「デフレ企業」という表現が正しいのかわかりませんが、「安くてそれなりに良い物」を提供する企業が増えてきていることもあり、わざわざ高いものが必要なのかと疑問にさえ思っておりました。

 

最近は、最低限ではありますが、「ちゃんとしなければ!」と思うところは、ちゃんとしようと心掛けております。

そうなると、一番重要になるのは、服装なのだと思い始め。。。

 

昔々、このような話を聞いたことがあるような、ないような。。。

「エリート階層に行けば行くほど、細かな部分を見られる。ネクタイの柄だったり、靴だったり。。。だから、エリートは、色々な所に気を配らなければならない。」

ネクタイの柄って重要なのだろうか・・・と思った。

 

その話を聞いてから、何年が経過したのだろう。

T-シャツ、ジーパン姿の経営者が増え始めた。

もうネクタイはいらないのでは、、、と思ったりもしたが、ネクタイは必要だと思う。

色々な意味で、必要だと思う。

 

ある営業マンと仕事をしたことがある。

その営業マンは、キレイに着飾っている人だった。

ここで言う「キレイ」は、「おしゃれ」という意味ではなく、どちらかと言うと悪い意味で使用している。

安易な発想ではあるが、服装は、自分を大きく見せるための良い表現方法なのだと思う。

スーツをオーダーする際、細部にこだわるのも、多分その為なのではないかと思う。

 

その営業マンとの打ち合わせの最中、彼が懐中からペンを取り出した。

商品名か何かが記された、販促で配るようなペンだった。

 

そのペンを見た瞬間、「違和感」を覚えた。

「あれっ???」

という感覚だった。

そのときは、何から来る「違和感」なのか、全くわからなかった。

 

後になってわかった。

ブランドのスーツと販促用のペン。

このアンバランスさが、「違和感」の原因だった。

 

それからは、僕自身、服装や持ち物についての「ルール」を決めた。

現在、その「ルール」に従って、購入するものなどを選んでいる。

この「マイルール」は、様々なことを細かく定めている。

 

今まで何の疑問もなく着ていたスーツを止め、ジャケットとスラックスというスタイルをメインにしている。

初対面の方にお会いする場合でも、スーツは着なくなった。

マイルールを決めてしまうと、余計なことに悩む必要がなくなる。

自分の生活をシンプルにすることができる。

 

昔聞いたエリート階層の話。

最近は、少しだけだが、理解できるようになった気がする。

「ネクタイの柄」は、重要だ。

誰かに見られることはないとしても、「ネクタイの柄」と同じく、身に付ける「下着」も重要な気がする。

 

「佇まい」とは、色々な要素から来るものなのだと思う。

 



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