投稿日:2020年06月09日(火)
冒険力
「覆水盆に返らず」
有名すぎることわざです。
一度起きてしまったことは、二度と元には戻らない。
理解できているが故に、「人間万事塞翁が馬」などの表現を使って、
「一度起こってしまって、もう元に戻ることはないけど、それは必ずしも悪いことではないよ。」
などと、別のアプローチで捉えようとしたりもするのでしょう。
でも、本当に二度と元に戻ることはないのでしょうか。
元通りにならなくとも、元通りに近いところまでは、戻れたりはないのでしょうか。
利害で繋がる人間関係は、元通りは難しいという実感があります。
今まで、何度も経験してきました。
利害ではなく、互いに共通する何かが存在しているのであれば、元通りとは言わなくとも。。。
離婚して2年以上が経つ。
別居期間を合わせると、3年以上が経つ。
一人になってから、色々な変化があった。
変化させるために動いたことも理由として考えられる。
ある年の年末、取引先の忘年会に招待され、出席した。
「阿部さんは、忘年会何件くらいあるの?」
「そんなにありませんよ。お誘いいただいてもお断りもするので。」
「では、これからは、毎年うちで年を越すかい?」
「はい。是非。」
と答えた瞬間、本当に瞬間だった。
「僕の人生、このまま札幌で終わるのだろうか・・・」
という疑問が。
あの時の疑問が、変化を求めての行動の「原点」となったように思う。
一人になり、色々なことを考えた。感じた。勉強した。行動にも移した。
お陰様で、目に見える変化も実感することができている。
昨年、前妻と息子と3人で食事をした。
息子には時々会っているが、前妻とは、久しぶりの会話となった。
話題は、息子のことがほとんどだったが、仕事の話にもなった。
「何か仕事があれば、声をかけて欲しい。」
と言われた。
その前にも、お願いしたいと思っていた案件はあったが、別の人にお願いしたりしていたこともあり、
「案件、探してみるね。」
と答えた。
その後、小さな仕事ではあるが、できるだけ利益率の高い仕事を作ってお願いする流れを作った。
今年に入り、色々なお話をいただく機会に恵まれた。
その度に、前妻の力を借りている。
これからも借り続けることになると思う。
先日、仕事の件で、電話で話した。
通話時間は、58分だった。
僕自身、悪くない関係だと思っている。
覆水を盆に返そうとしたわけではない。
それでも、少しばかりの水が、盆に返ってきたように感じている。
「息子」を媒介とした関係が続くとは思っていたが、今は、「仕事」も媒介として機能してくれている。
3年の時間が、色々な変化を与えてくれた。
「ビジネスライク」とは言え、新たな関係が始まっていることを感慨深く感じている。
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