海浜幕張

投稿日:2020年06月30日(火)

冒険力




もう7,8年前だと思います。

IT関連の展示会に参加するために、初めて「幕張メッセ」へ行きました。

東京駅から京葉線で30分ほどだったという記憶ですが、定かではありません。

 

「幕張メッセ」では、展示会やアーティストのコンサートなど、様々なイベントが開催されており、テレビなどで会場の雰囲気を知る機会はありました。

どのような会社がどのような製品を紹介しているのだろうか。。。そんな期待を抱きながら、ホテルを出て、一路幕張へ。

海浜幕張駅に着くまでは、参加予定の展示会だけを楽しみにしておりました。

駅に着くまでは、、ですが。。。

 

当時の取引先から展示会の話を聞き、参加することになった。

急な話ではあったが、先方が、「あご・あし・まくら」を用意してくれた。

 

久しぶりの道外への出張だった。

あの頃は、「東京」を意識すらしていなかった時期。

「おのぼり」の感覚でしかなかった。

展示会参加を楽しみにはしていたが、特段、自分自身に変化を及ぼすほどのものではないという諦めもあった。

 

改めて、あの頃のことを思い出してみた。

自分自身、色々なことを考え、発信しながらも良い方向には進まず、苦しんでいた頃だった。

展示会に誘ってくれた当時の取引先とも、今は何の関係もなくなっている。

色々な理由を考えることができるが、自分自身に反省すべき要素が多々あったことを認めざるを得ないのだろう。

 

「海浜幕張駅」に到着。

あの頃の駅周辺の景色は、全く覚えていない。

駅を出て、真っ直ぐ会場へ向かった。

 

米国滞在中にお世話になったケーブルテレビのチャンネルがある。

英語の勉強を目的に視聴していたテレビ通販番組のチャンネル。

出演者の話す英語は、とてもキレイでわかり易く、ヒアリングの勉強には最適であると思っている。

 

アメリカで視聴していたテレビ通販番組が、日本でも放映されていることは知っていた。

が、幕張に本社があることは知らなかった。

会場までの途中、その本社があった。

「ここにあるんだ。。。」

と思いながら、嬉しくなったのを覚えている。

 

展示会参加のための出張での収穫は、テレビ通販の本社の所在地を知ったことだった。

展示会の内容の良し悪しではなく、テレビ通販のインパクトが強すぎただけなのかもしれないが。

 

昨年、改めて「幕張メッセ」に行く機会があった。

7,8年前と変わらず、本社が存在していた。

本社受付で、質問をした。

「スタジオツアーみたいなものはありますか?」

「ここで買い物できる場所はありますか?」

全て「No」だった。

アメリカの本社では、両方「Yes」だったことを思い出しながら、少し残念な気持ちだった。

 

米国時代を思い出しながら、今でも時々、そのテレビ通販番組を視聴している。

ナビゲーターと呼ばれる進行役の方々の顔と名前が一致する程度に視聴している。

SNSで写真を投稿しているナビゲーターの方をフォローしたりもしている。

 

特に理由はない。

ただ、直感で。。。という感覚だった。

フォローしているナビゲーターの投稿にコメントを送ってみた。

 

思いがけなく返信が届いた。

純粋に「嬉しい」という気持ちだった。

 

小さな小さな出来事に対して、心から喜べる自分自身に驚きのようなものも感じることができた。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。



  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

    「こんな喫茶店が実際にあればなぁ。。。」と思ったりもしました。



  • 最近、仕事をしていて感じることが多々あります。
    その疑問のような感覚を解決してくれる書籍でした。

    余計なことを考える必要はないことを教わった気がしております。



  • 様々な著名人へのインタビューから、参考にすべくことが沢山ありました。
    気にしなくても良いことを気にしまっている自分を認識することができました。

    結局、皆同じことをお話されているようにも感じました。



  • 今取り組んでいる仕事をどのように楽しくするかを考えながら、仕事に対するスタンスを改めようと思わされました。

    天命に逆らうことなく、精進を続けて行こうという気持ちになれました。
最近の投稿記事
  • 睡眠時間

    投稿日:2020年06月24日(水)

    正しい睡眠時間は、何時間なのでしょうか。 「7時間」という話に信憑性を感じ、愚直に信じてきました。 「1時間半」周期で考えるのが正しいという説も捨てがたく、3時間、4時間半、6時間睡眠を意識していたこともありました。 & […]


    本文を読む

  • 好きなことをする自由が・・・

    投稿日:2021年02月09日(火)

    「好きなことをする自由があるとき、人はたいてい互いの真似をしあう。」 アメリカの哲学者 エリック・ホッファーの格言です。   ルーティンワークを無駄なく処理することを意識しながらの毎日を過ごしております。 でき […]


    本文を読む

  • 試練に直面する従業員

    投稿日:2020年01月09日(木)

    「働き方改革」、「副業解禁」など、働く人々にとっての環境が変化しつつあります。 少なくとも、今までの「常識」とは違う「常識」が創出されようとしています。 いわゆる過渡期だと思います。   労働組合の勢いもなくな […]


    本文を読む