万象全て、己の責任

投稿日:2020年07月14日(火)

表顕力




「万物全て、己の師。万象全て、己の責任。」

2年前に始めて触れた言葉です。

それまでは、このような考え方とは、全く縁のない生き方をしていたことを反省しました。

 

何かが起こったとき、「人のせい」にすることを当たり前とは思っておりませんでしたが、無意識に、結果的に相手の非を探すようなことをしていたようにも思います。

今となっては、全く意味のないことに労力を使っていたことを憂うのみです。

 

色々な人との縁の中で、毎日を過ごしているという実感があります。

いい人、悪い人、優しい人、嫌な人、ずるい人、賢い人、、、色々な人との接点から、現在の自分自身の姿を理解しようという習慣ができてしまいました。

悪い意味ではないと思いますが。。。

 

相手とのコミュニケーションが充分ではない場合、かなりの高確率で問題が起こる。

「意思疎通」ができていないが故に起こる問題がほとんど。

結果、「言った言わない」の話になってしまう。

不毛でしかない話になってしまう。

 

「聞いてない。。。」「初めて知った。。。」

ほとんどの人が、相手の責任にしようとする。

「自分の責任にならないようにする。」が正解なのだろうか。

 

問題が起こり、争いになったとしても、どちらか一方が「得」をすることはない。

両方とも「損」をするだけだという確信がある。

 

昔は、屁理屈を武器にして「損得」を争っていた。

「愚行以外の何物でもなかった。。。」

それに気が付くまで、かなりの時間を要した。

 

お陰様で、ここ2,3年他人と揉めたことがない。

「貪瞋痴」を意識しての生活が、功を奏しているのかもしれない。

それでも、腹を立ててしまうことがある。

感情を抑えるようと必死になっていることがある。

常に冷静でいられるかどうかも、色々な意味で試されていることのように感じる。

 

良いことも悪いことも、何か起こる度に、「己の責任」として捉える。

それによって、今まで気付いていなかった「問題点」に辿り着けることがある。

その「問題点」は、致命的な場合もあれば、軽傷の場合もある。

が、それらの「問題点」を次にどう活かすか次第で、どのようにでも解釈できるのかもしれない。

 

「万象全て、己の責任」には、唯一の欠点がある。

何でもかんでも「自責」として捉えることにより、ネガティブな感情に侵されることがある。

ネガティブな感情を鎮めるための「メンタルの強化」が急がれているような気がする。。。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 交渉で大切なスタンスのようなものを学べました。
    交渉に臨む前の「準備」の大切さを痛感し、最終的には、こちらの望む方向へ導けるかどうか。

    参考にすべく要素を沢山得ることができました。



  • 第1章の「ルール」についてが、一番参考になる内容でした。
    同じように、自分の「ルール」を定めてみました。

    定めた「ルール」通りに生活できているのか、自信はありませんが。



  • 中小企業が、どのように隆盛を極めるべきか。
    メンタルブロックを外す上で、絶対に理解していなければならない内容です。

    「行動」を促してくれる書籍です。



  • 気持ちに波を感じる際、この本に目を通すことにしております。
    気休めだとしても、気持ちを穏かにすることができます。

    有り難く感じることが、沢山書かれている書籍です。



  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。
最近の投稿記事
  • 所有物整理

    投稿日:2020年09月30日(水)

    【 自己分析のための過去回帰。「進むべく未来」の先にある「約束の地」へ・・・ 】   整理整頓されていない状況を目にすると、ネガティブな感情を抱いてしまうようになりました。 潔癖のようなものではないと確信してお […]


    本文を読む

  • 人間は現在がとても価値のあることを・・・

    投稿日:2020年10月16日(金)

    【 自己分析のための過去回帰。「進むべく未来」の先にある「約束の地」へ・・・ 】   「人間は現在がとても価値のあることを知らない。 ただなんとなく未来のよりよい日を願望し、いたずらに過去とつれ立って嬌態を演じ […]


    本文を読む

  • この愛のために

    投稿日:2020年05月17日(日)

    昔聴いていた音楽を改めて聴く機会が増えております。 昔を思い出し、その頃を懐かしく感じたり、その頃の出来事での悲喜交々から、嬉しくなったり、失敗を笑えたり、血の気が引いたり。。。   久々に聴く音楽のほとんどは […]


    本文を読む