投稿日:2020年10月09日(金)
分解力
【 自己分析のための過去回帰。「進むべく未来」の先にある「約束の地」へ・・・ 】
「問題を別の角度から捉え直せば、画期的な解決策のヒントが得られることもある。」
米国の発明家・起業家の格言です。
問題に直面したときの解決方法の一つとして、ある著書の中で述べられてました。
一つのことにのめり込んでしまうと、周りが見えなくなってしまうことが多々あります。
拘ってしまうことにより、俯瞰して見えなくなってしまうものです。
問題に直面した際も、同じなのでしょう。
問題を解決することだけを考えてしまい、袋小路に入ってしまうと容易に抜け出すことができなくなってしまいます。
問題とは少し趣が違うように思いますが、自分のイメージ通りに進まないことがあります。
そのときに抱く感情は、決してポジティブなものではないと思います。
イメージ通りに進めるためにどうするか。。。を考えるのではなく、別の角度から見てみるようにして見ました。
面白いことに気付けたような気がしておりますが。。。
問題に直面したとき、どうしても問題そのものに焦点を当ててしまう。
その問題を引き起こした原因を探り、自分の非を探す。
自分の非を認めたとき、認めざるを得ないとき、「失敗した。。。」と思うのだろう。
問題に限らず、あらゆることを他人の非としてしまうと、何も解決することはない。
よって、自分の非として問題を捉えることにより、問題解決を急ぐ。
どのようなことでも「自分の非」と考え続けると、気が滅入ることがある。
「自分は悪くない!!」
と考えたくなることもある。
そもそも、「良し悪しの問題」ではなくとも、そう考えたくなることもある。
「問題を別の角度から捉え直す」ことを心掛けている。
直面した問題ではなく、その問題を引き起こした「問題」に焦点を当てることにしている。
画期的な解決策のヒントではなく、「解」が得られることがある。
昔、数学のクラスで学んだ大好きな証明方法がある。
「proof by contradiction(矛盾による証明)」
ある前提を基に、証明を試みる。
途中、何らかの矛盾が生じた場合、ある前提が、間違っているということになる。
よって、その前提とは逆の前提が正しいということが証明される。
問題が起こったとき、問題を起こす前の段階に戻ってみることにしている。
自分の思い込み、常識、その他諸々の前提が、間違っている場合がある。
間違ったことを前提としていたために起こった問題と解釈できれば、改善点などに気付くことができる。
「問題を別の角度から捉え直せば、画期的な解決策のヒントが得られることもある。」
意訳した形で、このように考えている。
「問題が起こる前に戻って考え直せば、画期的な気付きを得ることがある。」
物事を俯瞰して捉えることの大切さを思い知らされた気がする。。。