人間は現在がとても価値のあることを・・・

投稿日:2020年10月16日(金)

冒険力




【 自己分析のための過去回帰。「進むべく未来」の先にある「約束の地」へ・・・ 】

 

「人間は現在がとても価値のあることを知らない。

ただなんとなく未来のよりよい日を願望し、いたずらに過去とつれ立って嬌態を演じている。」

ゲーテの格言です。

「今を生きている!!」と自信を持って言い切れないことを憂いてしまいます。

未来がよりよい日となるであろう。。。という願望は、少なからず抱いてしまいます。

 

「週末の旅行を楽しみにしながら、今週を頑張ろう。」

「今週頑張れば、週末は、楽しい旅行が待っている。」

このような感覚は、今を生きている人が抱くものなのでしょうか。

最近、少し先の嬉しいこと、楽しみなことは、あまり考えなくなりました。

考えれば考えるほど、自分にとって都合の良い「妄想」が始まるだけであるという結論を出した故です。

 

過去の出来事については、色々とお世話になることがあります。

嫌なことがあったとき、過去の楽しい出来事を思い出して、気持ちを切り替えます。

嫌なことを思い返して、気付くことがあります。

 

いずれにしても、過去の出来事は、過去のものとして捉えておりますが。。。

 

1999年、秋。

米国では、新学期が始まる季節。

渡米して間もないころ、大学の寮に入った。

机と本棚とベッドのみの小さな部屋だった。

 

ある日、郵便受けに広告が入っていた。

冷蔵庫レンタルの広告だった。

飲食物を保存するために冷蔵庫が必要だったので、すぐに連絡をして申し込んだ。

 

冷蔵庫が届くまでに1か月半の時間を要した。

理由は忘れたが、しばらくの間、我慢の時間が続いた。

 

「冷蔵庫が届くまでに・・・」

TOEFLなどの試験の準備を進めていたころだったため、1ヶ月半の間にやることを決めた。

冷蔵庫が届くタイミングをデッドラインとして、計画を立てた。

 

当時、先の話を基にして、何か行動を起こすというような習慣はなかった。

が、無意識に、そのような計画を立てていた。

 

結果的に、計画通りは進まなかった。

気が付いたら、冷蔵庫が届いていたというオチだった。

 

今になって、当時を思い出した。

先のことを考えて行う作業は、あまり機能しないように思った。

冷蔵庫が届く日を、「未来のよりよい日」と願っていただけなのかもしれない。

 

冷蔵庫が届く届かないは関係なく、毎日の時間が過ぎて行く。

結局は、その日その日をどのように過ごすかのみを考えるべきなのかもしれない。

 

「今を生きる。」

「今、この瞬間を大切。」

沢山の人たちが、同じようなことを話している。

同じような表現を耳にしてきながら、ゲーテの格言が、胸に突き刺さった。

「人間は現在がとても価値のあることを知らない。」ことを肝に銘じて、未来への願望は、捨てることにした。

 

とても価値のある現在に集中しようと思う。

 



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