自分以外の人間に頼むことが・・・

投稿日:2020年11月05日(木)

戦闘力




「自分以外の人間に頼むことができて、しかも彼らの方がうまくやってくれるとしたら自分でやる必要はない。」

アメリカの実業家 ヘンリー・フォードの名言です。

 

幼少期より、何でも自分でやるように指導されてきました。

クオリティーの問題は別として、ある程度幅広く、何でもできる方だとは思っております。

企業は、従業員の副業を認め、個人として活躍できるような世の中になりつつあります。

 

誰副業を始める際に、誰もが必ず考えます。

「自分には何ができるのだろう。」

「今までの経験をどのように活かしたらよいのだろう。」

自分が身に付けてきた「スキル」を頼りに、副業を考えます。

 

スキルだけで勝負するとなると、やることが増えていくという結論にも至ります。

他との競争に陥り、

「あれもしなければ、これも必要だ。。。」

自分が何をしたいのかがわからなくなってしまうこともあるように感じておりますが。。。

 

リンペイは、大学で情報工学を専攻していた。

小学校のころから「算数」が得意だったこともあり、理系に進むのは、自然の流れだと思っていた。

就職は、大学で学んだことを活かせる企業を希望していた。

 

社会人になって間もなく、今までの流れを疑うようになった。

大学で学んだことを活かして、システムエンジニアとして就職した。

最近、今の仕事を心から楽しいと感じていないことに気付いた。

就職した業種以外を知る機会がなかったため、今更別の業種への転職は難しい。

もう、この仕事で生きて行くしかないという諦めに近い感覚があった。

 

「好きではない仕事だが、これしかできないので続けなければいけない仕事。」

リンペイは、現在の自分の仕事をそんな風に考えている。

 

それでも、唯一、現在の仕事の中で喜びを感じることができる瞬間がある。

リンペイは、人とのコミュニケーションにより、相手の要望、求めていることを見つける作業に喜びを感じている。

相手が求めていることを会話の中から探っていく。

それにより、問題解決のための提案をし、相手に喜んでもらえたとき、この仕事を楽しいと感じることができる。

 

問題解決の方法をまとめ、実際の作業に入る。

そのとき、リンペイは、少し憂鬱な気分になってしまうことを実感している。

「一人で行う作業。誰か別の人にお願いできれば。。。」

そんな風に思いながらも、自分自身をだまし続けて仕事をしてきた。

 

ある日、リンペイは、自分の得意とする仕事に集中していくことを決断する。

そうなると仲間が必要になる。

今に至るまでに接点があった人たちへ連絡をしてみた。

 

相当数の人たちに連絡を取ったが、協力的なスタンスで話を聞いてくれたのは、1人だけだった。

協力的である理由はわからなかったが、その人は、こう言った。

「俺とリンペイの仲だろう。昔、色々とお世話になったからね。」

 

「自分以外の人間に頼むことができる人は、どんな人なのだろう。

きっと、こちらが頼む前に、相手から何か頼まれた過去があり、その相手の期待以上の何かを提供できた人なのではないだろうか。

 



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