投稿日:2020年11月29日(日)
冒険力
「変化はゆっくり訪れる。」
イギリスのミュージシャン ポール・マッカートニーの名言です。
「青天の霹靂」に驚かされることがあります。
突然の出来事を想定していなかったことによる驚きなのでしょうか。
何かが、突然変わる瞬間を経験したことがあります。
「今まで何だったのだろう。。。」
と思わされるほどの変化に、驚いてしまう感覚です。
何かを準備している過程の中で起こる驚きは、「突然」ではないのかもしれません。
準備の段階から、ゆっくりと変化を導いていながら、それに気付くことができずに、「突然」気付かされるという話のように感じておりますが。。。
「石の上にも三年」
何かを形にするまでには、長い月日が必要であることを教わった。
逆に言うと、
「一朝一夕で物事を形にすることは不可能なのだろうか。」
「何かを始めるとき、その何かは、時間をかけてまでやりたいと思うことなのだろうか。。。」
そんなことを考えていたような気もする。
故に、始めることすらせずに、今に至っていることが多々ある。
ゆっくりと訪れる変化を表現するとき、「驚き」以外の単語が見つからない。
「えっ??」
という「驚き」のような感覚だけがある。
変化を感じるということは、変化すべく何かアクションを起こしたから故だろうと思う。
どのようなアクションが、どのような変化を導いたのか。
わかるときとわからないときがある。
いずれにしても、何かアクションを起こすとき、何らかの変化を期待している。
この世に即効性のあるものは、皆無であると、頭ではわかっていても、即効性のある目に見える変化を求めてしまう。
アクションを起こし、継続していく過程で、目に見える変化は、どうでもよくなってくる。
アリバイ工作的に、続けることを続けていると、ある日突然、変化が訪れる。
「そのうち変わればよいな。」
というような軽い気持ちで続けることができるようになっていれば、目先のことに囚われることがなくなる。
「気づいたら、変化していた。」
が理想的な形のように感じている。
変化を求める作業にも、「余裕」が必要なのかもしれない。
焦っても良いことはない。
他人と比較しても良いことはない。
ゆっくり訪れる変化のきまぐれにお付き合いする形で、アクションを起こし、継続していくだけで良いような気がする。
小さなことでも、何らかの変化を感じることができたとき、別の変化を求めて、ゆっくりと気長に進めることができるようになっているのではないだろうか。
自分のペースで、ゆっくり変化を楽しんで行ければと思っている。
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