困るということは、・・・

投稿日:2021年01月13日(水)

冒険力




「困るということは、次の新しい世界を発見する扉である。」

アメリカの発明家 エジソンの格言です。

 

「困る」という状況は、色々な場面で直面します。

右往左往しまったり、気持ちを穏やかに保てなくなったり、メンタルな部分で、諸々の不都合を生じさせます。

 

「失意泰然 得意淡然」

という言葉を大切にしております。

どんなときでも、気持ちを一定に保つことを心掛ける際、この言葉を思い出すようにしております。

それでも、ネガティブな状況に陥ってしまうこともしばしば。

気持ちを整える作業の難しさを痛感しております。

 

別の表現で、「貪瞋痴」という言葉も意識しております。

人間誰もが持っている「三毒」と言われるものですが、僕自身、例外ではなく、この「三毒」に悩まされ続けております。

 

いつか悟りを開いて、仏の境地へ。

そんな大それたことを考えることはありませんが、少しでも近づくことができればという気持ちだけはあるのですが。。。

 

新しいことを始めると、必ずわからないこと、困難なことにぶつかる。

そんなとき、嫌気がさして、折角始めたことを途中でやめてしまうことがある。

ほとんどの人が、そのようなことを経験していると思う。

 

最近は、こう考えることにした。

「失敗しても、上手くいかなくても良いので、続けてみよう。」

目的を「続ける」ことにすると、案外長く続けることができる。

 

壁にぶつかったとき、その壁をどう乗り越えるか。

そんなことは、気にしないことにしている。

そもそも、壁と感じていることは、本当に「壁」なのかもわからなくなってきている。

 

上手くいかないとき、わからないなら、調べれば良いだけのこと。

調べてもわからなければ、自分なりにトライしてみる。

 

いずれにしても、続けることを目的としているため、自分なりの試みが失敗だったとしても、全く問題はない。

 

やり続けていると、自然に知恵がつく。

この場合は、こうしよう。こうした方が良い。

感覚的に動いているときもあるが、何となくのノウハウに従って、進めてみる。

目的としている「続ける」ことが、続いている限り、余計なことを考える必要はない。

 

「新しい世界を発見する扉」は、自分の身の回りに沢山ある。

が、それらが、新しい世界へのものかどうかは、全くわからない。

 

一つだけわかる方法があるとすると、何か困難な状況に直面したとき。

「これを乗り越えれば、違う世界に進める。」

という風に考えることはないが、気が付いたら違う世界に来ていることもある。

 

目先のことを目的にすると、案外上手くいくことが多い。

新しい世界を発見することは、続けることを目的にして、何かを始めることのように感じている。

 

今年も、色々なことを始めようと思っている。

既に始めていることもある。

今年の年末、どのような世界を見ているのかが、とても楽しみである。

 



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