投稿日:2021年01月23日(土)
戦闘力
「People don’t care about what you say, they care about what you build.」
(人はあなたが言うことを気に掛けはしない。あなたが創り出すものを気に掛けるんだ。)
アメリカの実業家 マーク・ザッカーバーグの格言です。
「不言実行」なのか「有言実行」なのかで悩んでいた時期があります。
何かを始めるとき、「言った責任」により、自分を追い込むことができる。
よって、何かを始めるときは、公言することが大切であるという話を耳にしたことがある。
夢を語ることにより、それに共感してくれる人たちの支援を得られる。
語らなければ、誰からも応援してもらえない。
理に適っているような気がしますが。。。
学生時代、勉強をしていないのに、いつも満点を取っている人がいたようないないような。
表向きは、勉強していないように見えているだけなのだろう。
当時は、満点を取るなりの何かをしていることに気付けなかった。
「あの人は頭が良いから。」
満点を取る理由をそのように考えていた。
どんなことでも、何もせずに成就することはあり得ないと確信している。
結果に対しては、何らかの因果がある。
善因善果なのか、悪因悪果なのか、いずれにしても理由がある。
評論家よろしく、皆何かに対して言うことには慣れているようだ。
言うだけであれば、誰にでもできることでもある。
色々な著書、セミナーでも、色々な話を聞くことができる。
全て、著者やセミナー講師が、言っている話ではあるが、経験に基づく話であるかどうかは、何となく感覚でわかるような気がする。
発する言葉が、自分の言葉として表現されているかどうかが、ポイントだと思う。
「有名な誰かが言っていた話ですが。。。」
「○○といわれてます。。。」
主語が本人ではない場合のほとんどで、違和感を抱いている気がする。
よって、発せられた言葉を気に掛けることはなくなる。
やはり、気に掛けられるのは、言葉ではなく、創り出したものだけなのだろう。
そもそも、話を聞いてもらいたい、気に掛けてもらいたいという気持ちは、どこから来るものなのだろう。
寂しさからくるものなのだろうか。
自分の言っていることが正論であるという自信からなのだろうか。
世の中、正論が必ずしも正論ではないことは、真実である。
それでも、人は、自分の言っていることに気を掛けてもらいたいのかもしれない。
何かを創り出した人が、創り出したものを気に掛けられたとき、それを創り出した人の言うことも気に掛けられるような気がする。
そんな人たちを「インフルエンサー」と呼ぶのではないだろうか。
いずれにしても、まずは、創り出すことから始まる話なのだと思う。
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