投稿日:2021年01月26日(火)
表顕力
「There are risks and costs to a program of action, but they are far less than the long-range risks and costs of comfortable inaction.」
アメリカ歴代大統領 ジョン・F・ケネディーの格言です。
「Done is better than perfect.」
何かを始めるとき、「完璧」を意識してしまうのは、人間の性でしょうか?
必ずしも、「完璧」を目指してはいないのでしょうか?
僕の場合は、「完璧主義」が故に、どうしても「完璧」ではないものを受け入れることができないという性があります。
厳密に言うと、そのような性がありました。
お陰様で、「完璧」などあり得ないという考えに至ることができましたが。。。
行動をしないという決断は、簡単なようで難しい。
行動をしないという決断は、難しいようで簡単。
ジレンマのようなものに悩まされ続けてきたような気がする。
人は皆、何かを始めるとき、失敗をイメージして躊躇してしまう。
多分、例外はないと思う。
「失敗したくない」という気持ちは、誰にでもあるものだと確信している。
偉人の格言には、失敗について語られているものが沢山ある。
成功と失敗。
対義語として解釈しているが、そうではないことを仰っている方々が少なくない。
成功するか失敗するか。
白か黒かの話に聞こえる。
グレーゾーンは、存在しないのだろうか。
成功以外は、すべて失敗なのだろうか?
失敗以外は、すべて成功なのだろうか?
昔は、そんなことで悩んでいた気がする。
行動しないことが「楽を決め込む」ことなのか否かはわからないが、行動する方が楽な場合がある。
行動することにより、何らかの結果が出る。
行動した際にイメージする結果は、あくまでもイメージでしかない。
その「何らかの結果」は、色々なことに気付かせてくれる。
敢えて「楽」という単語を使うのであれば、その気付きを「楽しい」と思える。
では、行動することによる危険や代償とは何なのだろう。
危険と思えば危険であり、代償と思えば代償であるという解釈しかない。
一つだけ、危険や代償があるとすると、行動を起こすタイミングではないだろうか。
「やろう!」
と思った瞬間に行動できるかどうか。
このタイミングを逃すことが、行動による危険や代償ではないだろうか。
「思い立ったが吉日」
とても大切なタイミングのように思う。
(行動にはつねに危険や代償が伴う。しかしそれは、行動せずに楽を決めこんだ時の長期的な危険やコストと較べれば、取るに足らない。)
投稿日:2020年12月19日(土)
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