投稿日:2021年01月27日(水)
表顕力
「A clever person solves a problem. A wise person avoids it.」
ドイツの物理学者 アインシュタインの格言です。
コロナ禍騒動により、それぞれの立場で、それぞれの解決を試みているのを実感しております。
皆、「賢い人」たちなのだと思わされます。
「賢い人」たちが、問題解決に奔走しながらも、この状況がいつまで続くのかと考えてしまうことがあります。
いずれにしても、自分自身でできる感染予防対策を続けていくことが、唯一の問題解決方法であると考えております。
それ以外のことを考えても解決策にはならないような気もしております。
昨年の今ごろは、こんな騒動になることを想像すらしておりませんでした。
1日でも早く収束されるのを祈るばかりですが。。。
「後手後手に回る」
問題が起こったときに解決を試みながら、上手くいかないとき、そんな風に表現されることがある。
世の中、結構「後手後手」が多いような気がする。
リスクマネージメントの一環で、問題が起こったときの対処の仕方などを指導してくれる専門家も多く存在している。
謝罪をする際の、頭の下げ方、下げている時間など、細かく指導してくれるというような話を耳にしたことがある。
それらは、「今起こっている問題を、どのように対処するか。」という観点での指導であるとの確信がある。
問題を「解決」するためのものではなく、問題を「対処」するためのものであると考える。
「今後、このような問題が起こらないよう、再発防止策を講じて参ります。」
謝罪会見にて、よく耳にするフレーズ。
再発防止策を講じることは、問題を解決するための方法であると思う。
が、その防止策が、しっかりと機能するかどうかは、わかりかねる。
その後、何も起こらなければ、しっかりと機能しているということなのだろう。
「問題を避ける」というと、器用に問題から遠ざかるような振る舞いをしているように聞こえたりもする。
が、違うと思う。
起こり得る問題を想定してみると、それらの問題を回避する方法は、幾らでもあるような気がする。
何かを始める場合、起こり得る問題を想定できない場合が、多い。
そうであれば、想定できる問題は、極力回避して進める方が、賢いと思う。
頭では理解していも。。。という話なのかもしれない。
何かを始める際、想定できるか否かに関わらず、起こる問題は、大義名分によるものなのではないだろうか。
最近、そんな風に感じている。
この格言により、どのような問題が起こっても、しっかりと解決できるような「大義名分」により、様々なアクションを起こして行こうと思わされた。
(賢い人は、問題を解決する。もっと賢い人は、問題を回避する。)
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