人の本性は皆ほとんど・・・

投稿日:2021年03月27日(土)

戦闘力




「人の本性は皆ほとんど同じである。違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである」

中国の思想家 孔子の格言です。

 

人間のDNAは、99.5%同じであると言われております。

お恥ずかしい話、このような重要なことを知ったのは、とても最近の話です。

それまでは、人間の違い、差は、生まれた瞬間に決まっていると信じておりました。

 

どのような時代、環境に生まれるかは、人それぞれ違います。

よって、生まれた瞬間、ある程度のことが決まっていると考えた方が、理に適っているという理屈です。

 

ちょっとしたキッカケから、DNAの話を知りました。

「えっ!!!」と、吃驚してしまいました。

「今まで、何を信じていたのだろう。」

そんな想いもありました。

 

「DNAは、ほぼ同じ。そうであるならば、何が違いを生むのだろう?」

そんな疑問に対して、すぐに答えが見つかったような気がしておりますが。。。

 

「したい人、10000人。始める人、100人。続ける人、1人。」

DNAの問題ではなく、これが答えのような気がしている。

「人の本性」に違いを生じさせるのは、DNAの仕業ではないことに気付けたような気がしている。

 

一人の人間を形成する上で、家庭環境が、少なくない影響を与えると思っている。

自分は、幼少期から、「能力」の有無を言われていた。

「能力のない人間は、何をやっても無駄。」

洗脳に近い形で、そう信じるようになっていた。

 

色々な人を見るとき、能力があるか否かを見るようになっていた。

気付いたら、そうなっていた。

今考えると、「能力とは?」その定義は曖昧だったように思う。

 

当然の成り行きではあるが、自分自身に能力があるか否かも分析し続けていた。

何処かの段階で、「自分には、能力がない。」と結論付けた。

 

その結論を導いた理由は、1つだったような気がする。

「自分は、努力をする必要がある。なぜなら、能力が無いからだ。」

能力のある人間は、努力をする必要がないと思っていた。

よって、努力をしなければいけない自分は、能力がないということで落ち着かせる以外に方法がなかった。

 

生活環境が、どれほど影響力があるのかを思い知らされた。

「朱に交われば赤くなる」を体感した気がする。

が、色々な巡り合わせのお陰により、「人間のDNAは、99.5%同じである」に出会うことができた。

 

能力の有無に関係なく、努力しなければいけないことに気付かせてもらえた。

努力とは、何かを始めて、始めたことが習慣化するまでの間に行う作業と解釈している。

 

色々なことを良い習慣に変え、違いを生じさせ続けて行きたい一心である。

 



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