他に選択がない時、心は驚くほど明晰になるものだ

投稿日:2021年04月19日(月)

創造力




「他に選択がない時、心は驚くほど明晰になるものだ。」

アメリカの国際政治学者 ヘンリー・キッシンジャーの格言です。

 

「今日の昼は、何を食べよう。」

「明日の会食は、何を着て行こう。」

選択肢が沢山あることは、必ずしも良いことではないという実感があります。

 

人は、1日に35,000回の決断をしているという話は有名であると思います。

意識してるいないは別として、沢山の決断をしていることに驚かされます。

 

決断のための時間を極力避けるべく、ある程度のことは、ルールを決めて一日を過ごすようにしております。

それでも、一日に何万回の決断をしているのだと思います。

まだまだ、ルール化が可能であることを露呈している話なのかもしれません。

 

ほとんどのルールは、直感に基づいて決めることにしております。

最初に決めたルールも途中で変更することもしばしばありますが。。。

 

「こうしたら、うまく行くだろうか。。。」

「こうしたら、周りにどう思われるのだろうか。。。」

余計なことを考慮することにより、決断するまでに、かなりの時間を要することになる。

もしかしたら、決断したくないが故に、余計なことを考慮しているのかもしれない。

 

「長考に好手なし」

長く考えれば良い回答が得られるわけではないが、諸々考えてしまう。

結局決断できずに、惰性で動いてしまうこともある。

その点、直感は、余計な選択肢を排除して、回答を導いてくれるような気がしている。

が、正解か否かは、未だにわかりかねている。

 

いずれにしても、選択肢が多いことにより、悩んでしまう。

ランチをどうするかも、着ていく服をどうするかも、自分自身で選択肢を増やし、自分自身で悩んいる。

全て、自分自身で行っていることである。

 

やはり、迷ったときは、「直感」に頼るようにしている。

まずは動いてみることにより、決断のために必要な要素がハッキリしてくることがある。

 

結果を気にしないことも、重要な要素なのではないだろうか。

「失敗したくない」という気持ちを埋めるべく、「一つでも多くの選択肢」を集めてしまうようにも思う。

一つのネガティブな事象が、別なネガティブな事象を連れてくるような感じがしている。

 

どのような決断をして、どのような結果に至ったとしても、その決断を「最善」のものであったと考えるように、思うようにしている。

 

「驚くほど明晰な心」を保つために、極力考えないようにしている。

この名言により、余計なことを考え過ぎていた自分を憂い、選択肢を増やさないよう努めて行こうと思わされた。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介
最近の投稿記事
  • Determine that the thing ・・・

    投稿日:2021年01月24日(日)

    「Determine that the thing can and shall be done, and then we shall find the way.」 (出来ると決断することだ。方法は後から見つければいいのだ […]


    本文を読む

  • 証明写真

    投稿日:2020年12月22日(火)

    諸々、公的証明書の申請のため、証明写真の撮影を行いました。 運転免許証の更新以外で、証明書を申請するのは、ほぼ10年ぶり。 当時の写真は、いつどこで撮影したかさえ忘れてしまっているくらいです。   駅にある証明 […]


    本文を読む

  • ブログ記事

    投稿日:2020年07月25日(土)

    ブログを始めて良かったことがあります。 自分の考えていること、思っていることを文章にすることによる快感を覚えます。 文章を書きながら、自分がどのような人間なのかを確認することができます。 少なくない人数の読者の方々の存在 […]


    本文を読む