Logic will get you from A to B. Imagination will take you everywhere.

投稿日:2021年04月20日(火)

創造力




「Logic will get you from A to B. Imagination will take you everywhere.」

ドイツの物理学者 アインシュタインの格言です。

 

便利な世の中になってきております。

敢えて、トレンドワードを使いますが、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」による恩恵であると考えております。

もちろん、その功罪はありますが、便利な世の中になってきているのは、間違いないと考えます。

 

今まで、「アナログ」が当たり前だったものが、「デジタル」によって、AからBへ導かれているのではないでしょうか。

生産性向上、業務効率化などは、デジタルで解決できるものであると確信しております。

 

それでも、世の中には、「デジタル化」できないものが、沢山存在していると考えておりますが。。。

 

「AIが人間の仕事を奪う」

巷間、よく耳にするフレーズ。

奪われる仕事を業種別にまとめたサイトなども存在している。

「単純作業は、AIに置き換わる。」

「データの処理能力は、AIには敵わない。」

色々なことが言われている。

 

「AIが人間の仕事を奪う」という文章だけでは、説明が充分ではないような気がしている。

誰も、「人間」の定義を明確にしていない。

姿かたちが「人間」であることが、「人間」の定義なのだろうか。

 

持論で恐縮ではあるが、「人間の仕事をAIが奪うことはあり得ない。」と考えている。

理由を問われた場合、必ず、「人間の定義は何ですか?」と問い返すことにしている。

 

ほとんどの人は、「憲法上保証されている「基本的人権」を担保された人」を「人間」と定義している気がする。

表向きは、それで良いのだと思う。

逆に、「人間」を、それ以外で定義すると、波風が立つ。

余計なことは言わない方が良い故、それで良いのだと思う。

 

「余計なことを言っている」と自覚しているいう前提で、「人間」を定義したい。

 

「人間は一本の葦にすぎない。自然のなかでもっとも弱いものである。だが、それは考える葦である・・・」

パスカルの有名過ぎる話である。

 

この話を前提として考えると、人間が、「考える葦」である限り、AIに仕事を奪われることは、あり得ないと考えている。

よって、「AIが葦の仕事を奪う」が正解であると確信している。

 

「考える」は、理論的に考えることではないと思う。

理論的に考えても、AからBにしか導いてもらえない。

「自由にどこへでも導いてくれる想像力」の有無が、人間か否かを決めると確信している。

 

この名言により、「考え続ける葦」を目指していかなければと思わされた。

AIの台頭を「対岸の火事」と捉えることができるよう精進を続けて行こうと思う。

 

(理論はAからBへ導いてくれるだけだが、想像力はあなたを自由にどこへでも導く。)

 



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